熱田台地と中央本線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 00:09 UTC 版)
この台地の様子を地上から観察するのに格好の手段として、中央本線が知られている。それは鉄道は高低差が著しく生じるのを嫌うために、盛土や切土により、同一レベルを保とうとするためである。具体的には始発となる名古屋駅から金山駅は標高5メートルから6メートル、千種駅から大曽根駅では標高8メートルから10メートルを保つという。金山駅は4メートルから5メートル程度の堀割の中にあるが、駅を出るとすぐに沖積面に出るために高架が続くことになる。しかし、千種駅では再び熱田台地にあたるため、堀割の中を進み、大曽根駅では再び沖積面を進行することになる。 高架の名古屋駅(2010年(平成22年)2月) 堀割の金山駅(2017年(平成29年)3月) 高架の鶴舞駅(2017年(平成29年)3月) 堀割の千種駅(2017年(平成29年)3月) 高架の大曽根駅(2013年(平成25年)3月)
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