物部氏とは? わかりやすく解説

物部氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 13:24 UTC 版)

物部氏(もののべうじ)は、日本氏族のひとつ。、後に朝臣。本項では饒速日命を遠祖とする物部氏について取り扱う。


注釈

  1. ^ ここから明経道中原氏に派生したとする説もある[1]
  2. ^ 塩古連公、木蓮子連公の子・目連公の子とされる武烈朝の人物。
  3. ^ なお、偽書とは著者や執筆時期などの来歴を偽った書物を指し、『先代旧事本紀』の場合、その来歴の記載がある序文が偽りなら『先代旧事本紀』すべてを偽書とみなすのに問題はない。またその書物の神話的・史料的の価値を全て否定するものではない。

出典

  1. ^ 丹羽 1970, p. 240.
  2. ^ 『先代旧事本紀』天孫本紀
  3. ^ 先代旧事本紀
  4. ^ 丹羽 1970, p. 355.
  5. ^ 丹羽 1970, p. 113.
  6. ^ 浅井三代記』、『 浅井日記』より。
  7. ^ 『華族諸家伝』脇坂安斐条
  8. ^ 丹羽 1970, p. 48.
  9. ^ 木本好信「物部氏から石上氏へ −氏姓制から律令制へ-」『甲子園短期大学紀要第一九号』(甲子園短期大学、2000年)
  10. ^ 木本好信「物部氏から石上氏へ −氏姓制から律令制へ-」『甲子園短期大学紀要第一九巻』(甲子園短期大学、2000年)
  11. ^ 前之園 2000, p. 39.
  12. ^ 日本書紀
  13. ^ 篠川賢『物部氏の研究【第二版】』(吉川弘文館、2009年)
  14. ^ 山本昭「河内国渋川寺について」(『帝塚山考古学』No.6、1986年1月)
  15. ^ 山本昭「河内竜華寺と渋川寺」(古代を考える会編『藤澤一夫先生古稀記念 古文化論叢』、藤澤一夫先生古稀記念論集刊行会、1983年)
  16. ^ 平林章仁『物部氏と石上神宮の古代史』「第五章 物部氏と仏教崇廃抗争の真相」(和泉書院、2019年)
  17. ^ 小笠原好彦『日本古代寺院造営氏族の研究』(東京堂出版、2005年)
  18. ^ 和名類聚抄』国郡部第十二「下総国第八十六」
  19. ^ 志村裕子『先代旧事本紀 現代語訳』(批評社、2013年)
  20. ^ 沖森卓也、佐藤信、矢嶋泉『風土記 常陸国・出雲国・播磨国・豊後国・肥前国』(山川出版社、2016年)
  21. ^ 蓮沼 2006.


「物部氏」の続きの解説一覧

物部氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 01:41 UTC 版)

日出処の天子」の記事における「物部氏」の解説

大連物部守屋おおむらじもののべのもりや軍事力優れ八十物部(やそもののべ)と称されるほど支族の多い物部氏の頭領。熱心な神道派であり排仏派である。訳語田大王および豊日大兄王子亡き後穴穂部王子次期大王として強力に推薦するなど、ことごとく馬子対立し穴穂部王子亡き後彦人王子擁立すべく、蘇我氏一戦を交えることとなる。本作では、戦闘中常人離れした現れ方厩戸の姿に強い恐怖抱き心臓発作起こして死ぬ。 物部梯麻呂もののべのはしまろ) 守屋息子蘇我氏との戦で討ち死にする物部贄子もののべのにえこ) 守屋の弟。戦に敗れ一時囚われの身となるが、その後畝傍細々蟄居している。 中臣勝海なかとみのかつみ) 朝廷神道祀る氏であり、物部氏の一派である。穴穂部王子亡き後彦人王子次期大王擁立するため、居所である水派宮を訪ねる物部との関わり蘇我怒りを買うことを恐れた彦人王子の命により、門前警護にあたっていた吉備海部羽嶋制止されるが、強行突破ようとして迹見赤檮名乗っていた淡水によって暗殺される

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物部氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 03:34 UTC 版)

物部」の記事における「物部氏」の解説

地方には物部連とは系統異なる物部氏が多数存在した笠原使主の子・兄麻呂を祖とする武蔵国造族の物部直。 飯入根命の子・宇乃遅命を祖とする出雲国造族の物部臣。 夏花命を祖とする上毛野国造同族物部君(磯部氏)。 米餅搗大使主命8世孫・額田臣と武蔵臣の兄弟を祖とする物部首。

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