犠牲者一群その2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 17:22 UTC 版)
「丸呑み (アダルトゲーム)」の記事における「犠牲者一群その2」の解説
ゲーム本編初期から狩場に閉じ込められるキャラクターを記す。 高澤舞鳥(たかざわまいとり) 凪のことが好きな、嫉妬深い少女。 幼い頃に両親が離婚し、それをネタに苛められているところを凪に助けてもらい、それ以来、凪を頼っている。しかし逆に、様々な危機に遭遇した時は常に凪が近くにいたため、困った時には誰かに助けてもらうという考えが身に染み付いており、助けのいないときには空想して現実逃避してしまう癖がある。 神谷千理(かみやちり) 赤い長髪の少女。幼い頃に親を亡くしているが、多大な財産を受け継いでいるため、生活に不自由はしていない。成績は優秀。他のキャラクターと比べて成長が著しく遅く、央華付属校の最高学年にも関わらず、他の下級生よりも背が低いことを悩んでいる。 いつも舞鳥の近くにいた凪は、事件の間、千里と共に行動している。 凪奈多七海(なぎなたななうみ) 凪の妹。心臓喘息、低い免疫力、完全に機能していない肝臓や腎臓などを抱えた、病弱な少女。国に認可されていない病気も患っており、多大な治療費など、普段からまわりの人に迷惑を掛けていると感じている。 幼い頃に離婚して母子家庭で暮らしてきたが、母を過労で亡くし、離婚した父の家に引き取られ、父と共に別れた凪と再会することになる。 存在するだけで迷惑がられることの多い中、自分というものがなく、妹のことを迷惑と考えない凪のことを嬉しく思っている。 凪奈多七空(なぎなたななぞら) 本作に登場する唯一の男性。通称「凪」。千里と行動を共にしており、千里を攻撃対象とすると常に千里を庇うように立ち塞がる。自分というものがない性格で、自分が好きだからそうするのではなく、他人に望まれたからそうするという性格。それによって自身を不幸に追い込んでいくこととなるが、そのようなシチュエーションに陥ってもなおその考えの基本線は変わらない。 ロサ・カナレス(Rosa Canales) 足が不自由で車椅子に乗っているの金髪の女の子。スペイン人とアメリカ人のハーフ。赤いリボンを付けている。常に三弥と一緒に行動しており、狩場の中でも一緒である。負けん気が強く、好意や感謝の気持ちを伝えるのが不得意な性格。 三弥との出会いは、公園でロサの車椅子が三弥の足を轢いてしまうことから始まる。二人はそのまま殴り合いの喧嘩となり、ロサの勝利に終わるが、喧嘩しているうちに車椅子が遠くに行ってしまい、戻れなくなったロサの手元に車椅子を戻したのは三弥だった。そんな出来事がきっかけとなり、以来二人は行動を共にしている。 怪物と化した主人公が徘徊する狩場においては一見すると一緒にいては足手まといになりそうなロサであるが、三弥が襲われた時には自らを犠牲に三弥を助けるほどの行動力を見せる。 渡邉三弥(わたなべみや) ダボダボの制服と裾の短いスカートが特徴的な女の子。その特徴的な衣装は、貧乏な家に生まれたために、制服を何度も買い換えなくても済むようにと大きめの制服を買い与えられたことと、貰い物のためにサイズの会わないスカートを使っていることによる。常にロサと行動しており、狩場の中でも一緒である。
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