王道の狗
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『王道の狗』(おうどうのいぬ)は、安彦良和の漫画。『ミスターマガジン』1998年1号から2000年3号に掲載された。単行本は講談社ミスターマガジンKCより全6巻、白泉社ジェッツコミックス、中央公論新社より全4巻出版。明治時代中期から末期の日本、朝鮮、清を舞台に、秩父事件から日清戦争、辛亥革命までの東アジアの歴史と、それに翻弄された人々の運命を描いた。2000年に第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞[1][2]。『虹色のトロツキー』、『天の血脈』と並ぶ安彦の「現代史三部作」の一つ。
- ^ “第4回 2000年 文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品”. 文化庁. 2017年4月1日閲覧。
- ^ “会員データ や行 安彦良和”. 社団法人日本漫画家協会. 2012年12月16日閲覧。
- ^ a b “#227 陽の当たらない裏街道を歩くからこそ見えるものがある 安彦良和さん(漫画家)”. mammo.tv. 2012年12月16日閲覧。
- ^ a b c d e 「あとがき」『王道の狗』第4巻、白泉社、2005年、311-315頁。ISBN 978-4592142249。
- ^ “<インタビュー(下)- 2 > 意気に感じる心情の人 漫画家 安彦良和さん(漫画家)”. 下野新聞 (2013年6月25日). 2013年11月9日閲覧。
- ^ a b c d e ユリイカ 2007、139-140頁
- ^ “安彦良和『漫画で描こうとした大陸と日本青年』愛知大学東亜同文書院ブックレット2(あるむ、2007年3月)”. 愛知大学東亜同文書院大学記念センター. 2012年12月16日閲覧。
- ^ ユリイカ 2007、205頁
- ^ a b 『湧別原野開拓の父・徳弘正輝の物語』えんがる歴史物語、遠軽町役場 経済部 商工観光課
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