珪藻土製品の回収
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 07:38 UTC 版)
2020年(令和2年)12月、家具メーカーのニトリ、ホームセンターのカインズ、スーパーマーケットのイズミが販売していた珪藻土バスマットから基準値を超えるアスベストが検出され、各社が自主回収に乗り出した。ニトリとカインズのバスマットには、吸水性が低下した際には削るよう手入れ用ヤスリが付けられており、アスベストが飛散する可能性があった。 なお、珪藻土自体は生物起源であり、鉱物起源のアスベストが含まれる余地はない。このことから特定製品の製造段階で、不純物として混入したものと見られている。同時期、他の珪藻土バスマットを販売した会社からは、製品にアスベストが含まれていない告知も行われた。
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