環境教育
環境教育
シャープは08年度、小学校を対象にした環境教育活動を500校以上で実施します。これは、特定非営利活動法人(NPO法人)「気象キャスターネットワーク」と連携し小学校を訪問する取り組みで、気象キャスターとシャープ社員が環境をテーマに出張授業を行うものです。また海外向けの環境教育カリキュラムも構築し、米国と中国でも同様の活動を始めます。この取り組みは現在までに500校以上で展開しており、今年度も500校以上で実施します。授業内容は、同社が世界最大規模の生産量を誇る太陽電池パネルなどを使ってエネルギー問題などを分かりやすく解説し、各種実験なども行います。
同じく太陽電池を手がける京セラも地域密着の「環境出前授業」を02年度から実施。7年目となる今年度は取り組みの体系化と内容の充実を図り、さらに規模を拡大して環境出前授業を実施します。ソーラーエネルギー事業部門などの社員が講師となって小学校を訪問し、太陽電池や京セラオリジナルの実験キット、太陽電池の玩具を授業の教材として活用します。同社はこのような啓蒙活動を地道に継続していくことが重要とし、「子どもたちの心に地球を思う気持ちが芽生えるきっかけづくり」に努めたいとしています。
一方、国内に社有林を多く持つ製紙会社の日本製紙グループ本社は、その社有林を活用した「自然環境教室・森と紙のなかよし学校」を実施。これまで熊本県と群馬県の2カ所の社有林で小学生以上の親子を対象にした自然環境教室を開催してきましたが、今年は東北や北海道地域でも同教室の実施を検討しています。自然環境教室は社有林内のウオーキングや植樹活動、製紙工場での工程見学会などを実施。同社は全国に約9万ヘクタールの社有林を保有していることから、今後は活動を全国に拡大していく考えです。
(掲載日:2008/05/15)
環境教育
自然と人間活動のかかわりを取り上げ,生活の質を向上させるためには,環境の重要さを認識し,責任ある行動をする必要があるという考え方を,学校,家庭,企業などを通じ地域社会へ広げていく教育のことです。環境教育
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 01:25 UTC 版)
環境教育(かんきょうきょういく)とは、環境や環境問題、環境保護に対する興味・関心を高め、必要な知識・技術・態度を獲得させるために行われる教育活動のことである。人間の全体に関わる問題として、学校以外でも様々な活動が行われている。関連する学問分野は教育学、心理学、医学、人類学、社会学など多岐に及ぶ。
- ^ “環境教育等促進法 関連情報”. 環境省. 2024年6月10日閲覧。
- ^ “JEEF(ジーフ)とは”. JEEF 公益社団法人日本環境教育フォーラム. 2024年6月10日閲覧。
環境教育
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/05 08:41 UTC 版)
環境教育プログラムは、マレーシア自然協会の重要な活動の一つで、代表的なものにマレーシア各地の学校に対して行われるネイチャークラブ(マレー語:Kelab Pencinta Alam, KPA)がある。ネイチャークラブはマレーシアの首都圏・クランバレー(Klang Valley)にある12の学校を対象に始まったが、現在ではマレーシア全域の318校が加わっている。その目的は、学校に通う子供たちが様々な環境教育アクティビティーと保全努力を行う中で自然への興味・理解・関わりを高めることである。活動の一例として、ワークショップ、キャンプ、泥炭沼沢地の勉強会、猛禽類観察会、川の流域・水質モニタリングなどがある。 環境保全活動を提供することで、若者と地域社会の自然保護の意識を啓発するという願いから、マレーシア自然協会は、ネイチャークラブ加盟校の増加に伴い、若い会員を奨励するためのユースプログラムを同クラブに導入した。2007年、マレーシア自然協会とコカ・コーラ・マレーシアの共催で 「ウォーター・ビジョン」コンテストが開催され、参加した子供たちに水の保全意識を浸透させるなどした。そのほかにも、マレーシア自然協会はマラヤ大学キャンパス内にある植物園(Rimba Ilmu botanic gardens)とマレーシア森林研究所においても環境教育プログラムを行っている。
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