甲山周辺の名勝・施設等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 15:45 UTC 版)
甲山周辺は阪神近郊から手軽なレジャー地区として六甲山系の一部に組み込まれる形で発展してきており、また頂上にはオリエンテーリングのコントロールがある(パーマネントコース)。また、弘法大師(空海)創建の鷲林寺も甲山近辺にあり、信仰の上でも重要な対象となっている。 また、甲山の東南東に位置する関西学院大学にある時計台は甲山を借景として構成されている(設計はウィリアム・メレル・ヴォーリズによる)。 神呪寺甲山八十八ケ所 1798年創設 神呪寺の南方に位置する磐座群のある目神山を中心として広がり、そこには役行者が広田明神(廣田神社祭神 天疎向津姫 またの名瀬織津姫)を感得した場所があり、役行者の像が安置されている。 鷲林寺 廣田神社 兵庫県立甲山森林公園 北山緑化植物園(北山公園・貯水池も付近にある) 仁川百合野町地すべり資料館 仁川自然植物園 仁川ピクニックセンター 1936年(昭和11年)発行の「大社村誌」に、「甲陽園駅より甲山に至るケーブルカーを企画せし人ありしも、未だ実現せず」という記述がある。 1958年(昭和33年)11月に甲山にロープウエイを設置する計画が持ち上がり、市議会は1億1千万円の予算を可決、昭和34年秋に建設する事が決定した。そこで関西学院大学の教授らを中心に同年3月「甲山を守る会」が結成され、今東光、詩人の富田砕花、指揮者の朝比奈隆らにも協力を呼びかけ、厚生省国立公園部に5千名余りの署名を持ち込むなどの反対運動を行った。そのため、ついに計画は実現をみなかった。
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