日本の地方議会
町村会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:05 UTC 版)
町村会の議員も名誉職で、任期は6年、3年ごとの半数改選であった。選挙権、披選挙権は地租あるいは直接国税2円以上の納入者に限定され、選挙人は全住民の1割強にすぎないという厳しい制限選挙であった。加えて議員定数の半数を一級選挙人(町村納税総額の2分1を納める者)が選び、あと半数を二級選挙人(一級を除いた選挙人)が選ぶという多額納税者に優位な等級選挙であった。 大正2年(1913年)の選挙からは任期4年の一斉改選となり大正10年(1921年)には等級制と選挙人の納税制限が廃止されて、選挙人も大幅に増加し、地方自治の前進を見た。 さらに昭和の新憲法下に入ると、女性にも参政権が認められ、余子村議に女性議員が登場、新時代を象徴した。
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