異境備忘録における記述
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 18:42 UTC 版)
「神野悪五郎」の記事における「異境備忘録における記述」の解説
宮地水位の『異境備忘録』では、魔界の13の悪魔の棟梁の1人であり、「神野悪五郎日影(しんのあくごろうにちえい)」の名で第6の魔王とされている。神野を含む魔王たちの風貌については「皆髪逆立ちて、長上下(ながかみしも)に似たるものを服したり」「常に形を変化することをなさず」「種々様々な形をして半身、或(ある)は三目、或は四手一足、或は無首大足、或は横面大口、或いは大頭一大目と種々変化して異形を見するなり」と記述されている。 また同書では、『稲生物怪録』の舞台でもある備前国の比熊山に悪五郎が立ち寄ることがあり、山頂付近には大杉という木の上に光り物があり、この山に風気のあるときには、この大杉の近辺に立ち寄ってはならないとしている。
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