登山用テントの構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 07:15 UTC 版)
2013年に出版された「登山のテント泊」を解説した書籍の解説文では(登山の)アウトドア活動に用いられるテントはインナーテント、ポール、フライシート、ペグの4つを主要な要素とする、と解説される状態になっている。(なおこれはあくまで最近の登山用のテントの構成の説明である。昔は違ったし、現代でもオートキャンプ用テントはしばしば構成が異なる。) インナーテント インナーテントとはテントの居住空間となる本体部分である。インナーテントには内部の空気を良好に保つため通気性の良い生地を用いているが、フライシートを省略したテントではインナーテント自体に防水性を持たせている。 ポール ポールは居住空間となるインナーテントを立体化したまま保持するフレーム部分である。インナーテントを支える構造にもいくつかの種類があるがフックで吊り下げる吊り下げ式が主流になっている。 フライシート 詳細は「フライシート」を参照 インナーテントを上から広く覆っている屋根部分である。ただし、すべてのアウトドア用のテントにフライシートがあるわけではない。大型のテントにはインナーテントとの間に前室と呼ばれる部分があり調理時などのスペースとなる。 ペグ ペグはテントを地面に固定するための杭状の器具で形状や材質の種類も多い。テントの構造のほか地面の状態に合わせて使い分ける。
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