神階
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/09 13:40 UTC 版)
神階(しんかい)または神位(しんい)は、日本において神道の神に授けられた位階。
- ^ ただし、ここに記されている「品」は等級程度の意味で、『新抄格勅符抄』にある「気比神に従三位料として200戸を与えた」とする天平3年(731年)12月10日の記事が神階授与の最初とされることもある(「八・九世紀における地方神社行政の展開」(小倉慈司))。
- ^ 『国史大辞典』神階項。
- ^ 「八・九世紀における地方神社行政の展開」(小倉慈司)。
- ^ 間瀬久美子「神社と天皇」(初出:高埜利彦・永原慶二 他編『講座 前近代の天皇 3 天皇と社会諸集団』青木書店、1993年/所収:間瀬『近世朝廷の権威と寺社・民衆』吉川弘文館、2022年)2022年、P127-135・152.
- ^ 神社史料集成(國學院大學21世紀COEプログラム)を参考に掲載。
- ^ 宮地直一 『神祇史綱要』(明治書院、大正8年、国立国会図書館デジタルコレクション)、108-109コマ参照。
- ^ 嘉祥3年(850年)から寛平9年(897年)までに正五位上以上に昇叙された諸神は、遅くとも文亀元年(1501年)に正一位に昇叙となる。少なくない二階昇叙があった例を考慮せず、貞観元年、寛平9年での指定外、元亨元年の未実施を考慮・除外した場合でもこれに含まれる。
- ^ 『日本三代実録』貞観元年7月13日・14日条。
- ^ 『日本紀略』仁和4年(888年)11月条、昌泰元年(898年)7月条・8月条、承平2年(932年)9月条など(宇多天皇・醍醐天皇・朱雀天皇の御世)。
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