福武電気鉄道デキ1形電気機関車
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福武電気鉄道デキ1形電気機関車(ふくぶでんきてつどうデキ1がたでんききかんしゃ)は、福井鉄道の前身事業者で現在の福井鉄道福武線に相当する路線を敷設・運営した福武電気鉄道が、1935年(昭和10年)に導入した電気機関車である。
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注釈
- ^ 西武51形(初代)の最大寸法は全長9,650 mm・全幅2,645 mm・全高3,960 mm[13]。
- ^ 『世界の鉄道 '69』および『私鉄車両めぐり特輯 (第三輯)』による[3][17]。一部資料においては、デキ1の主電動機をゼネラル・エレクトリックGE-269(一時間定格出力41.03 kW)とする[5][16]。
- ^ 本線上での運用を前提に導入された私鉄の電気機関車は、専用鉄道にて運用される電気機関車を除外すると定格速度が概ね20 - 30 km/h台に設定されている[18]。デキ1の定格速度16.2 km/hは構内入換用機並みの低速仕様であり、一例を挙げると、阪和電気鉄道が天王寺駅構内の入換用機として導入したロコ1100形が定格速度12.0 km/h[3]、小田急電鉄が同社相武台工場構内の入換用機として導入したデキ1050形が定格速度18.0 km/hである[19]。
- ^ 『世界の鉄道 '69』においてはデキ1・デキ2の台車形式をTR14とする[3]。
出典
- ^ a b c d e f g h i 『日本民営鉄道車両形式図集 上巻』 p.858
- ^ a b c d e f g h i 『日本民営鉄道車両形式図集 上巻』 p.859
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『世界の鉄道 '69』 pp.182 - 183
- ^ a b c d e f g h i j 『私鉄機関車30年』 pp.138 - 139
- ^ a b c 『私鉄機関車30年』 p.173
- ^ a b c d e 「私鉄車両めぐり(155) 福井鉄道」 (1996) pp.52 - 53
- ^ a b 『私鉄車両めぐり特輯 (第三輯)』 pp.232 - 233
- ^ a b c d e 「私鉄車両めぐり(155) 福井鉄道」 (1996) pp.54 - 55
- ^ a b c d 「現有私鉄概説 福井鉄道」 (2001) pp.104 - 105
- ^ a b c d e 「中京・北陸地方のローカル私鉄 現況7 福井鉄道」 (1986) p.127
- ^ a b c 「『東芝戦時形』機関車の導入過程 1」 (2010) pp.110 - 111
- ^ 「『東芝戦時形』機関車の導入過程 2」 (2010) pp.64 - 65
- ^ 「『東芝戦時形』機関車の導入過程 1」 (2010) p.112
- ^ a b c d 「私鉄車両めぐり(155) 福井鉄道」 (1996) p.58
- ^ “鉄道技術史 - 制御器史余話”. 白井昭電子博物館. 2014年10月6日閲覧。
- ^ a b 「中京・北陸地方のローカル私鉄 現況7 福井鉄道」 (1986) p.128
- ^ a b c 『私鉄車両めぐり特輯 (第三輯)』 p.251
- ^ a b 『世界の鉄道 '69』 pp.178 - 185
- ^ 『世界の鉄道 '69』 pp.178 - 179
- ^ a b 「私鉄車両めぐり(155) 福井鉄道」 (1996) p.54
- ^ a b 『新・消えた轍 7 北陸』 pp.120 - 121
- ^ 「私鉄車両めぐり(155) 福井鉄道」 (1996) p.55
- 1 福武電気鉄道デキ1形電気機関車とは
- 2 福武電気鉄道デキ1形電気機関車の概要
- 3 主要機器
- 4 運用
- 5 脚注
固有名詞の分類
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