空間論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 01:02 UTC 版)
前期思索として空間論が思索されている。1950年〜1964年の前期思索でまたこの期間も大きく前半期、後半期に分けられると見られる。前半期は「空間形成」の原初追求、後半期は、注目が高まった日本建築の伝統的な空間構成を「西欧的思考」で捉え直そうと試みたものであった。前期は博士論『建築的空間の原始的構造 Arunta の儀場とTodas の建築との建築学的研究』(1955年)にまとめられ、後期は「家と庭との空間構成についての覚書」(1958年)、次いで『家と庭の風景‐日本住宅の空間論的考察‐』)(1964年)にまとめられた。
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