符号化モード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 09:17 UTC 版)
MQ-coderには、符号化モードとして、以下の6つのモードがオプションとして用意されている。 Selective arithmetic coding bypass:最上位から数えて5つ目のビットプレーン以降のSPおよびMRパスに属する係数ビットをRAWデータのまま符号語とするモード。CUパスは常に算術符号化される。 Reset context probabilities on coding pass boundaries各符号化パスの符号化開始時に各コンテクストごとの確率遷移テーブルを初期状態にリセットするモード。 Termination on each coding pass各符号化パスの符号化終了時に終端処理を呼び出すモード。 Vertically causal contextコンテクストの値を求める際のウインドウが、ひとつ下のstripeにまたがれないように制約を与えるモード。 Predictable termination終端処理を規定された方法で行うモード。 Segmentation symbolエラー耐性機能のために、CUパス符号化終了時に特別なシンボルを挿入し符号語に加えるモード。
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