第10曲 レチタティーヴォ『わがアイオロスよ』(Mein Aeolus)
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パラス・アイオロス・フルート2・通奏低音 パラスとアイオロスの直接対決。この日のために用意した祭を妨げぬよう穏やかに願い出るパラスに、アイオロスは憤然と反論する。怒りに任せて罵詈雑言をぶつける朗誦の間、通奏低音も沈黙する。だがパラスが種明かしを始めると、フルートが穏やかに鳴り始める。アウグストの賞賛の宴であることがパラスの口から発せられると、アイオロスはそれを反復する。交互に交し合った祝宴の内容がすべて出揃ったところで、アイオロスは全文を反復して納得する。そして撤退を確約し、鎮まりつつ語りを終える。これも205a番の第9曲に転用された。
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