第9宇宙の出身者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:12 UTC 版)
「ドラゴンボール超の登場人物」の記事における「第9宇宙の出身者」の解説
漫画版では全員フロストとフリーザの二人により脱落させられている。 バジル 声 - 小山剛志 通称「弾丸シュートのバジル」「蹴りのバジル」。第9宇宙最強最悪の戦士「トリオ・デ・デンジャーズ」の末弟。高速での動きと自在な足技を使いこなし、足から連続で気弾を放つ技「シャイニングブラスター」と「ヴォルフガングプレッシャー」を使用する。第7宇宙との全覧試合の第1試合でブウと戦うが、戦いの最中に攻撃の余波でサタンを間接的に傷付けたためにブウの怒りを買い、直後に本気を出したブウによって一度は吹き飛ばれて倒される。その後、第9宇宙の界王神であるロウの力を借りたドーピングで格闘能力を大幅に上げ、その上でブウを寄せ付けずに彼を容赦無く叩きのめすが、それでも再生能力を持つブウにダメージを与えることができず、最終的にはかめはめ波による直撃を受けた上にドーピングの限界が来たためにその場で意識を失うという形で敗北を喫する。 力の大会では、足からの気弾で第10宇宙のリリベウを吹き飛ばし場外負けにして勝利。続いてナパパを苦戦させるがすんでのところで気弾を弾かれる。その後は悟空と交戦するが、最終的にはベルガモやバジルと共に放った「トライアングル・デンジャービーム」が悟空のかめはめ波とベジータのファイナルフラッシュに押し負けたことで場外に吹き飛ばされ脱落した。 漫画版では蹴り技を多用するが必殺技は使わない。大会序盤で兄弟と共に第3宇宙のパンチア、コイツカイ、ナリラーマと戦う様子が描かれた。その後はラベンダ、ベルガモと組んでの連携攻撃で悟飯を苦戦させる。暴れ回るフロストを警戒して一時退散した後は再び悟飯を追い詰めるも、リング端で跳び上がったためにフリーザの攻撃で場外に落とされた。 ラベンダ 声 - 草尾毅 通称「毒々のラベンダ」。「トリオ・デ・デンジャーズ」の次兄。冷酷な性格で、正々堂々とした戦いを嫌う。ただし全く弱いわけではなく、悟飯やベジータと互角にやり合っている。口から吐き出す「ポイズンブロー」という強力な毒を使用し、その毒は相手の目を見えなくさせた上で体に染み込んで腐らせていくという恐ろしい威力を秘めているが、他にも遠距離攻撃で毒の弾にして連射することも可能である。全覧試合の第2試合で孫悟飯と戦い、一度は毒の攻撃によって悟飯を窮地に陥れたが、最終的には自分の気を利用した上で相手の位置を読んだ悟飯の反撃を受けて相打ちとなる形で引き分けに終わる。 力の大会では、全覧試合で攻撃を見せていたこともあり、悟空やベジータには毒攻撃を気のバリアで塞がれる。その後、ホップとの連携でベジータを追い詰めるが、勝負を焦ったホップのミスによって彼女の爪で引っ掻かれ、連携は失敗に終わる。その後はベルガモやバジルと共に「トライアングル・デンジャービーム」を放つが、悟空のかめはめ波とベジータのファイナルフラッシュに押し負け、ベルガモやバジル共々場外に吹き飛ばされ脱落した。 漫画版では毒を用いず、兄弟の連携攻撃を主体としている。大会序盤で兄弟と共に第3宇宙のパンチア、コイツカイ、ナリラーマと戦う様子が描かれた。その後はバジルと共に悟飯を狙い打つが、フリーザの横槍を受けて脱落した。 ベルガモ 声 - 竹本英史 通称「潰しのベルガモ」。「トリオ・デ・デンジャーズ」の長兄。狡猾な性格で、自分たちが助かりたいがために悟空を悪者に仕立てようと言葉巧みに神々たちを味方につけたり、自分が勝ったら宇宙消滅を撤回するように全王たちに頼んで認めさせることに成功するなどのそれなりに口が上手い。また、相手から受けた攻撃を自分の力に変えて巨大化し、倍の力でカウンターを使用できる。全覧試合の第3試合で悟空と戦い、悟空の攻撃をどんどん吸収して無力化することで一度は彼を追い詰めるが、巨大化したために死角が増えるという弱点を見抜かれた上で更なる追撃によってスタジアムが耐えられないほどにまで巨大化させられ、最終的には右手から放った「ウルフガングペネトレーター」を超サイヤ人ブルーに変身した悟空の界王拳かめはめ波に押し返される形で倒された。敗北後も悟空を悪党呼ばわりし、最後には「自分たちだけでも生き残ってやる」と捨て台詞を吐いた。 力の大会では、バジル、ラベンダとともに相手を囲み高速で動き翻弄する攻撃「デンジャーズトライアングル」で悟空やベジータを苦しめる。ロウの期待に応えようと奮戦し、最後は兄弟が力を合わせて放つ破壊光線「トライアングル・デンジャービーム」を悟空とベジータに放ったが、悟空のかめはめ波とベジータのファイナルフラッシュに押し負け兄弟3人共々場外に吹き飛ばされ脱落した。 漫画版では巨大化せず、単体での戦闘力はピッコロ一人に劣っている。大会序盤で兄弟と共に第3宇宙のパンチア、コイツカイ、ナリラーマと戦う様子が描かれた。その後は兄弟の戦力を分散させたためにピッコロに敗れ、良心に訴えて助命を請うもフリーザの容赦ない追い討ちを受けて脱落した。 ホップ 声 - ゆかな 第9宇宙の戦士。ネコのような耳と尻尾、鋭く紅い爪を持つ女性。ラベンダとの連携プレイでベジータを苦戦させ、ヒソップがベジータの左腕を凍らせたことで一気に勝負を決めようとしたが、勝負を焦ったことが仇となり連携攻撃に乱れが生じ誤ってラベンダを爪で引っ掻き、それに動揺した隙にベジータに一方的に攻撃され場外に落とされ脱落した。 漫画版では大会序盤で第10宇宙のムリチムと戦う様子が描かれた。その後は爪を伸ばして場外に落ちかけたローゼルを救出したが、フロストの猛攻でソレルと同時に落とされた。 ヒソップ 声 - 草尾毅 第9宇宙の戦士。氷山のような容姿の巨漢。口から氷柱を吐きだし命中した部分を凍らせる技「アイスランス」を持つ。ロウ曰く「絶対零度」「触れたら最期、骨の髄まで一瞬にして凍りつくフリージングアタック」。この技でベジータの右腕を凍らせたがベジータには大したダメージは与えられず、超サイヤ人化したベジータにあっさり氷を砕かれ発した気功波によりオレガノ共々吹き飛ばされ脱落した。 漫画版では大会序盤で第10宇宙のジルコルと戦う様子が描かれた。その後は同宇宙の戦士たちと協力してピッコロを苦戦させ、乱入したフロストに一撃を見舞うも、フルパワーを発揮したフロストに振り回され場外負けした。 オレガノ 声 - 増谷康紀 第9宇宙の戦士。手のひらから蜘蛛のような糸を作りだすことができる。力の大会では一瞬の勝機を狙い、ヒソップに右腕を凍らされたベジータの左腕を糸で絡めとったが、超サイヤ人化したベジータの敵ではなくあっさり糸を外され、発した気功波によりヒソップ共々吹き飛ばされ脱落した。 漫画版ではフロストの不興を買っており痛めつけられた後、再度襲来したフロストの攻撃を堪えきれず場外に落下した。 チャッピル 声 - 高塚正也 第9宇宙の戦士。鋼鉄のように固い肉体を持つ銀色の龍のような容姿。口から火球を吐きだす。悟空と対峙した際、悟空にパンチを打たせ自分の体の頑丈さを見せつけた。ロウには「アイアンスキンバトラー」と名付けられる。だが、ホップが誤ってラベンダを傷つけたことに動揺しその一瞬の隙を突かれコンフリー共々悟空が発した気功波で場外に落とされ脱落した。 漫画版では仲間の脱落に気を取られている隙を狙われフロストに落とされた。 コンフリー 声 - 田中亮一 第9宇宙の戦士。緑色の半魚人の容姿。特に目立った戦いを繰り広げられることなくチャッピル共々悟空の気功波で吹き飛ばされ脱落した。 漫画版では大会序盤で第10宇宙のオブニと戦う様子が描かれた。その後はフルパワーのフロストと互角のせめぎ合いを見せたが、至近距離からの気の爆発を受けて満身創痍となって場外負けした。 ローゼル 声 - 間宮康弘 第9宇宙の戦士。蝙蝠のような耳と羽を持つ容姿。後ろからフリーザに不意打ちを仕掛けようとしたが、翼を打ち抜かれ飛べなくなりフリーザに弄ばれそうになるとそれに恐怖し、自ら場外に落ち脱落した。 漫画版ではピッコロを羽交い絞めにして場外に落とそうとするが、悟飯の妨害を受けて自身が落ちそうになった所をホップに救われている。後に吹き飛んだヒソップの巻き添えを食らい脱落した。 ソレル 声 - こおろぎさとみ 第9宇宙の戦士。うさぎのような可愛らしい姿をしている。特に目立った活躍を見せることなく、悟空とベジータが第9宇宙の戦士と戦っている間に誰も気付かないうちに18号に武舞台から落とされ脱落した。 漫画版では大会序盤で第4宇宙のダーコリと戦う様子が描かれた。その後はヒソップ、ローゼルと組んでピッコロを苦戦させたが、フロストの強さに驚愕しながら倒された。 ボス 力の大会開催直前にシドラとロウがフリーザに対して差し向けた刺客たちのボス。ブルドッグのような顔をしている。多数の部下を引き連れて占いババの宮殿を襲撃するが、そのほとんどがフリーザに惨殺される。シドラから破壊のエネルギーを分け与えられており、フェイントを交えてフリーザに当てることに成功するが、逆に破壊のエネルギーを奪われ最終的にフリーザの光線で貫かれて死亡する。このエピソード自体がアニメオリオリジナルのため、漫画版には登場しない。
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