しゅく‐せい【粛清】
粛清
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 17:44 UTC 版)
粛清(しゅくせい)とは、原義では「厳しく取り締まって、不純・不正なものを除き、整え清めること[1]」、または「不正者・反対者などを厳しく取り締まること[2]」。政治的には、政党や政治結社において、理論上あるいは政策上の対立を一方が他方を組織から排除して政治的に抹殺し組織の純化をはかること[3]。英語ではパージ(英: purge)、フランス語ではエピュラシオン(仏: épuration)、ロシア語ではチーストカ(露: чистка)と呼ばれる。しばしば同音異義語の「粛正」と混同されるが、こちらは「綱紀粛正」などに見られるように、厳しく取り締まって、不正を正すこと[4]を意味する。
注釈
出典
- ^ デジタル大辞泉
- ^ 新村 出『広辞苑』(第六版)岩波書店、2008年、1338頁。ISBN 978-4-00-080121-8。
- ^ a b c d ブリタニカ国際大百科事典
- ^ 大辞林
- ^ 世界大百科事典
- ^ 田中・倉持・和田編『世界歴史大系 ロシア史3 20世紀』、207-8頁(山川出版社、1997年)
- ^ “朝鮮労働党中央委員会政治局拡大会議に関する報道”. 朝鮮中央通信. (2013年12月8日)
- ^ “千万の軍民のこみ上げる憤怒の爆発、希代の反逆者を断固と処断 張成沢に対する朝鮮国家安全保衛部の特別軍事裁判”. 朝鮮中央通信. (2013年12月13日)
- ^ “朝鮮半島の現状を打破する金正恩イニシアティブ” (PDF). Korea File 2014 No.1(通巻76号). 在日本朝鮮人総聯合会 (2014年2月24日). 2018年5月29日閲覧。「● 張成沢被告への国家安全保衛部特別軍事裁判判決文(12.12)」参照。
粛清
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