系譜上の位置づけと出自
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/15 06:13 UTC 版)
「ジャハーンギール (ティムール朝)」の記事における「系譜上の位置づけと出自」の解説
ティムールにはジャハーンギール、ウマル・シャイフ、ミーラーン・シャー、シャー・ルフの4人の息子がいた。このうち、ミーラーン・シャーが三男、シャー・ルフが四男という点では一致しているが、ジャハーンギールとウマル・シャイフに関してはどちらが長男か次男か定かではない。これは当時の記録の記述の前後が矛盾しているからである。川口琢司はサラーフッディーン・ヤズディーやバーブルの記録から逆算して生年を導き出し、ウマル・シャイフを長男、ジャハーンギールを次男としている。 ジャハーンギールはティムールの息子の中で唯一正室から生まれた。母のトゥルミシュはチャガタイ・アミールの有力部族であるガンチ部出身でティムールの最初の正室であった。
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