細川加賀とは? わかりやすく解説

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細川加賀

細川加賀の俳句

早乙女の尻よそ者を通しをり
梨狩りや遠くに坐りゐるが母
 

細川加賀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/27 09:03 UTC 版)

細川 加賀(ほそかわ かが、1924年2月11日 - 1989年10月25日)は、東京出身の俳人。本名・輿一郎。東京市(現台東区)生。小学校卒業と同時に就職、のち商業学校に通う。1940年、肺結核を発病し、療養中に「」所属の俳人と知り合い同誌に投句。1944年、石川県に疎開し、翌年農協に勤務。1953年、石田波郷と会い、上京。楠本憲吉の「なだ万」に勤める。1957年、運輸省に入省。同年サンケイ俳句賞を受ける。1980年、『生御霊』で第20回俳人協会賞受賞。1984年、運輸省を定年退職し「初蝶」を創刊、主宰。1989年、転倒による脳挫傷で死去。「鶴」の誌風に従い、病苦や就職難といった境涯を韻文性の高い調べで詠んだが、のちにより平明・柔和な句風に移行していった。句集に『傷痕』(1973年)『生御霊』(1980年)『玉虫』(1989年)『細川加賀全句集』(1993年)など。




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