こう【綱】
こう〔カウ〕【綱】
読み方:こう
[補説] 門と綱の間に亜門や上綱などの階級が置かれることがある。例えば、脊索動物門の脊椎動物亜門に属する顎口上綱は哺乳綱・鳥綱・爬虫綱・両生綱・条鰭綱(硬骨魚類の大部分)・軟骨魚綱などに分けられる。
つな【綱】
読み方:つな
1 植物の繊維や針金などをより合わせて長くつくったもの。ロープ。
2 心身が不安・危険な状態にあるとき、すがって頼みとするもの。「命の—」「頼みの—」
[用法] つな・なわ・ひも——太さでは、一般的に綱、縄、紐(ひも)の順に細くなる。材料・形状については、綱は繊維や針金をより合わせたもの。縄は主に稲のわらをより合わせたものだが、他の材料を用いる場合に、「麻縄」「しゅろ縄」などのように言うこともある。◇「紐」は繊維をより合わせたもののほか、紙・布・ゴムなどのより合わせていないものにも言う。◇用途面では、「綱」は主に、何かを支えたり引っ張ったりする。「命綱をつけて海に飛び込む」「引き綱」。「縄」は「罪人を縄で縛る」「薪を縄で縛って担ぐ」など縛るのに用いる。「紐」は結び付けることに用途の中心がある。「靴紐を結ぶ」◇外来語「ロープ」(英語)は「綱」「縄」の範囲で「紐」は含まない。「ザイル」(ドイツ語)は、もっぱら登山用の綱。
綱
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綱
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トリコミケテス(綱)
和名:トリコミケテス(綱) |
学名: Trichomycetes(綱) |
分布:日本 アメリカ フランス イギリス オーストラリア アルゼンチン 南アフリカ グリーンランド |
写真(上):世界で最初に記載されたトリコミケテスであるEnterobryus elegans全形(寄主はヤスデ アメリカ) |
写真(下):昆虫類寄生菌 |
説明 トリコミケテスの仲間は,昆虫に限らず,ダンゴムシ,カニ,ヤスデなどの腸壁に付着し,いわばサナダムシのような生活をしている菌類の一群である。トリコミケテスとは毛髪状の菌類という意味で,約50属200種が知られている。節足動物の腸は前腸,中腸,後腸に分かれるが,各腸に場所特異的に異なる種の感染が認められる。感染により寄主が死亡することはほとんどの場合ない。むしろ,寄主を殺さずに片利共生的に生活している。腸内におけるこの菌類の役割,または寄主に与える影響については不明な点が多く解明が待たれている。とくに,培養のできていない種がほとんどであり,生理的な解明が遅れている。Harpella(ハルペラ)目,Asellaria(アセラリア)目,Eccrina(エクリナ)目,Amoebidium(アモエビディウム)目の4目からなる。ハルペラ目は水生昆虫の消化管に付着生活するものがほとんどであり種数が一番多い。 |
綱
姓 | 読み方 |
---|---|
綱 | つな |
綱 | つなざき |
綱
綱
綱
綱 |
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