羅針方位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/03 16:01 UTC 版)
羅針方位 (らしんほうい) または32方位とは、現代の方位磁針(羅針盤)で使用される方位体系である。32方位の名称は英語に由来するが、非英語圏の地域も含めて国際的に広く用いられる。一般的に、あるいは航行中の口頭伝達に際して、方位角や針路を計算し直したり、暗唱したりする手間が省けて便利である為、長きに亘って使用されている。英語には「 (羅針盤の) 全32方位を時計回りの順に読み上げる」ことを意味する "box the compass" ということわざがあるが、後にこれが転じて「革命を起こす」という意味を持つようになった。多くの実用例では、32方位のうち主要でない方位は北を基準に時計回りに測定した方位角で代用される。
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