きょう〔キヤウ〕【×羌】
羌
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羌(きょう、拼音: )は、古代より中国西部に住んでいる民族。西羌とも呼ばれる。現在も中国の少数民族(チャン族)として存在する。
- ^ おそらく「姜氏の戎」のこと(藤堂明保の説)。
- ^ 薩孟武『西遊記與中國古代政治』三民書局、2018年7月13日、47頁。ISBN 9789571464183。"武帝説:「昔齊襄公復九世之謎,《春秋》大之。」(《漢書》卷九十四上〈匈奴傳〉)壯哉斯言。及至宣帝,匈奴款塞來朝,而東胡,西戎,北狄,南蠻罔不臣朝。從而華夷之別又一變而為天下一家的思想。説匈奴,則曰夏后氏之苗裔(同上);説西南夷,則曰高辛氏之女與其畜狗槃瓠配合而生的子孫(《後漢書》卷八十六〈南蠻,西南夷傳〉);説朝鮮,則曰武王封箕子於朝鮮,其後燕人衛滿又入朝鮮稱王(《漢書》卷九十五〈朝鮮王滿傳〉); 説西羌,則曰出於三苗(《後漢書》卷八十七〈西羌傳〉)。這樣,全亞洲的人民幾乎無一不與華人有血統關係了。"。
- ^ 宮脇淳子『モンゴルの歴史 遊牧民の誕生からモンゴル国まで』(2002年、刀水書房)137ページ、ドーソン(訳注:佐口透)『モンゴル帝国史1』(1989年、平凡社)309-311ページ(ただし、311ページでは「タングートは実はチベット系である」と記述されている)。
- ^ (中国語) 『尚書』「牧誓」, ウィキソースより閲覧, "庸・蜀・羌・髳・微・盧・彭・濮"
- ^ a b Christina Cheung et al. (2017). “Social dynamics in early Bronze Age China: A multi-isotope approach” (html). Journal of Archaeological Science: Reports 2022年8月21日閲覧。.
- ^ (中国語) 『説文解字』「羌」, ウィキソースより閲覧, "西戎牧羊人也。从人从羊、羊亦聲。"
- ^ a b ベックウィズ 2017,p535-536
- ^ 『後漢書』西羌伝
- ^ 『三国志』「巻三 魏書 明帝紀」
羌
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詳細は「羌」を参照 羌族は氐族とともに最も古くみえる部族の一つであり、同じくチベット系で西部の甘粛省・陝西省・四川省に居住していた。前漢時代には分散と連合を繰り返しながら匈奴と連携していた。後漢に服属すると華北各地に点在したが、後漢末に農耕化も進み、人口が増えるとたびたび反乱して後漢にとって脅威となった。三国時代の政権にはそれぞれの国家に戦闘力として利用された。 前秦の瓦解後、羌族の姚萇が独立して後秦を建て、2代目の姚興の代に最盛期を迎えて華北の西部を従えた。
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