羌とは? わかりやすく解説

きょう〔キヤウ〕【×羌】


読み方:キョウ(kyou)

作者 井上靖

初出 昭和57年

ジャンル


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 07:18 UTC 版)

(きょう、拼音: Qiāng)は、古代より中国西部に住んでいる民族西羌とも呼ばれる。現在も中国の少数民族(チャン族)として存在する。


  1. ^ おそらく「姜氏の戎」のこと(藤堂明保の説)。
  2. ^ 薩孟武『西遊記與中國古代政治』三民書局、2018年7月13日、47頁。ISBN 9789571464183。"武帝説:「昔齊襄公復九世之謎,《春秋》大之。」(《漢書》卷九十四上〈匈奴傳〉)壯哉斯言。及至宣帝,匈奴款塞來朝,而東胡,西戎,北狄,南蠻罔不臣朝。從而華夷之別又一變而為天下一家的思想。説匈奴,則曰夏后氏之苗裔(同上);説西南夷,則曰高辛氏之女與其畜狗槃瓠配合而生的子孫(《後漢書》卷八十六〈南蠻,西南夷傳〉);説朝鮮,則曰武王封箕子於朝鮮,其後燕人衛滿又入朝鮮稱王(《漢書》卷九十五〈朝鮮王滿傳〉); 説西羌,則曰出於三苗(《後漢書》卷八十七〈西羌傳〉)。這樣,全亞洲的人民幾乎無一不與華人有血統關係了。"。 
  3. ^ 宮脇淳子『モンゴルの歴史 遊牧民の誕生からモンゴル国まで』(2002年刀水書房)137ページ、ドーソン(訳注:佐口透)『モンゴル帝国史1』(1989年平凡社)309-311ページ(ただし、311ページでは「タングートは実はチベット系である」と記述されている)。
  4. ^   (中国語) 『尚書』「牧誓」, ウィキソースより閲覧, "庸・蜀・羌・髳・微・盧・彭・濮" 
  5. ^ a b Christina Cheung et al. (2017). “Social dynamics in early Bronze Age China: A multi-isotope approach” (html). Journal of Archaeological Science: Reports. https://www.academia.edu/34810325/Social_dynamics_in_Early_Bronze_Age_China_A_Multi_Isotope_Approach 2022年8月21日閲覧。. 
  6. ^   (中国語) 『説文解字』「羌」, ウィキソースより閲覧, "西戎牧羊人也。从人从羊、羊亦聲。" 
  7. ^ a b ベックウィズ 2017,p535-536
  8. ^ 『後漢書』西羌伝
  9. ^ 『三国志』「巻三 魏書 明帝紀」


「羌」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 01:59 UTC 版)

五胡」の記事における「羌」の解説

詳細は「羌」を参照 羌族氐族とともに最も古くみえる部族一つであり、同じくチベット系西部甘粛省陝西省四川省居住していた。前漢時代には分散連合繰り返しながら匈奴連携していた。後漢服属すると華北各地点在したが、後漢末農耕化も進み人口増えるとたびたび反乱して後漢にとって脅威となった三国時代政権にはそれぞれの国家戦闘力として利用された。 前秦瓦解後、羌族姚萇独立して後秦を建て、2代目姚興の代に最盛期迎えて華北西部従えた

※この「羌」の解説は、「五胡」の解説の一部です。
「羌」を含む「五胡」の記事については、「五胡」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「羌」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 05:21 UTC 版)

発音(?)

熟語


※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.



羌と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「羌」の関連用語

羌のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



羌のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの羌 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの五胡 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
漢字辞典
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence.
Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Distributed under the Terms of Use in http://www.unicode.org/copyright.html.
Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS