脇谷閘門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/21 16:29 UTC 版)
北上川の分流により、北上川本川と旧北上川の間に水位差が生じることになった。脇谷閘門は、この水位差を越えて船が航行するための閘門である。脇谷洗堰の左岸側に併設されている。全長73メートルで、水位調節を行う閘室の室長は46.6メートル、幅7.8メートル。閘室前後のゲートは上下2段の引き上げ式鋼製扉である。1925年(大正14年)着工で、岩盤掘削、コンクリートの基礎や側壁の施工後、1927年(昭和2年)に扉や開閉装置などの機械類の製造が行われた。1928年(昭和3年)からそれらの設置が行われ、1932年(昭和7年)に竣工(1931年竣工とも)。工費約18万円。
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