脱着式と固定式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 03:16 UTC 版)
脱着式と固定式では、固定式の方が再装填に時間がかかることから、法規制の厳しい狩猟用やホビー用などに限られる傾向があり、軍事用途や警察・法執行機関用途では圧倒的に脱着式のものが多く採用されている。 脱着式の弾倉は、銃により形状と大きさが明白に異なることが多い。たとえばM16系とAK系の弾倉は、特徴を掴めば一目で見分けることができる。しかし、同じ弾薬を用いる場合、たとえばルガー・ミニ14とAR-15の弾倉、M16と89式5.56mm小銃の弾倉を一目で見分けるのは難しいが、共用できるよう最初から規格が合わせてある場合が多い。逆に、外見が良く似ているAK-47/AKM系とAK-74では使用弾薬が異なるため、暗所でも手触りで区別できるように弾倉に識別用の刻みを入れたり、銃側にも銃床の中央に溝を入れるなど、工夫がなされている。ポーチなどから引き抜きやすくするため、指をかける穴がついたゴム製ストラップも販売されており、マグプルの製品が有名であるためマグプルと通称される。
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