自己愛とは? わかりやすく解説

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じこ‐あい【自己愛】

読み方:じこあい

ナルシシズム


自己愛

作者竹内海南江

収載図書アフリカの女
出版社幻冬舎
刊行年月1999.2
シリーズ名幻冬舎文庫


自己愛

作者町田純

収載図書閣下! Your Excellency!
出版社未知谷
刊行年月2002.2


ナルシシズム

(自己愛 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/15 04:36 UTC 版)

ナルシシズム: Narzissmus: ναρκισσισμός: narcissism)あるいは自己愛とは、自己を愛したり、自己を性的な対象とみなす状態を言う[1]オートセクシャルメトロセクシャルなどの総称[要出典]。転じて軽蔑の意味で使われることもある[1]日本語表記では、原語に正確ではない「ナルシズム」や「ナルチシズム」が使われることもある。




「ナルシシズム」の続きの解説一覧

自己愛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 04:30 UTC 版)

「愛」の記事における「自己愛」の解説

詳細は「ナルシシズム」を参照 社会的な人間にとって根源的な愛の形態一つ自分自身支え基本的な力となる。( 英語でself-love とも。 narcissism訳語として用いられることもある。) 生まれてたばかり赤ん坊は、保護者接しながら自己他者認識形成する。その過程で(成人するまでに)自身無条件受け入れられていると実感することが、自己愛の形成大きく関与している。「自分望まれている」事を前提生活できることは、自身大切に自己実現向かって前進する土台なり得るまた、自己対す信頼安定すること、自分という身近な存在愛せることは、その経験から他者尊重することにも繋がる。 心理学者らからは、自己愛が育って初め他人本当に愛することができるようになる、としばしば指摘されている。自分愛するように、人を愛することができるという訳である。自分愛せない間は、人を愛するのは難しと言われる。 しかし子供によっては、虐待されたり、自身尊厳侵されたりするような環境置かれることがある。この場合その子供は努力次第逆境打ち勝ち人格者成長する可能性もあるし、自己愛が希薄な自虐的な性格になるなどの可能性もある。もし後者で自己愛を取り戻すには、自身無条件受け入れられていると強烈に実感する体験がかぎの一つとなる。 周囲から見て精神的に未熟な者が、恋愛最中に「恋している自分恋している」と評されることがある。これは、対象愛して(気分舞い上がりなどして)いる自己酔っている、また、パートナーがいるという優越感浸っている状態を揶揄するものである。しかし、本人認識も、他者も、恋愛対象も、全面的に真に相互的な恋愛感情抱いていると誤認しやすい。 .mw-parser-output .sidebar{width:auto;float:right;clear:right;margin:0.5em 0 1em 1em;background:#f8f9fa;border:1px solid #aaa;padding:0.2em;text-align:center;line-height:1.4em;font-size:88%;border-collapse:collapse;display:table}body.skin-minerva .mw-parser-output .sidebar{display:table!important;float:right!important;margin:0.5em 0 1em 1em!important}.mw-parser-output .sidebar-subgroup{width:100%;margin:0;border-spacing:0}.mw-parser-output .sidebar-left{float:left;clear:left;margin:0.5em 1em 1em 0}.mw-parser-output .sidebar-none{float:none;clear:both;margin:0.5em 1em 1em 0}.mw-parser-output .sidebar-outer-title{padding:0 0.4em 0.2em;font-size:125%;line-height:1.2em;font-weight:bold}.mw-parser-output .sidebar-top-image{padding:0.4em}.mw-parser-output .sidebar-top-caption,.mw-parser-output .sidebar-pretitle-with-top-image,.mw-parser-output .sidebar-caption{padding:0.2em 0.4em 0;line-height:1.2em}.mw-parser-output .sidebar-pretitle{padding:0.4em 0.4em 0;line-height:1.2em}.mw-parser-output .sidebar-title,.mw-parser-output .sidebar-title-with-pretitle{padding:0.2em 0.8em;font-size:145%;line-height:1.2em}.mw-parser-output .sidebar-title-with-pretitle{padding:0 0.4em}.mw-parser-output .sidebar-image{padding:0.2em 0.4em 0.4em}.mw-parser-output .sidebar-heading{padding:0.1em 0.4em}.mw-parser-output .sidebar-content{padding:0 0.5em 0.4em}.mw-parser-output .sidebar-content-with-subgroup{padding:0.1em 0.4em 0.2em}.mw-parser-output .sidebar-above,.mw-parser-output .sidebar-below{padding:0.3em 0.8em;font-weight:bold}.mw-parser-output .sidebar-collapse .sidebar-above,.mw-parser-output .sidebar-collapse .sidebar-below{border-top:1px solid #aaa;border-bottom:1px solid #aaa}.mw-parser-output .sidebar-navbar{text-align:right;font-size:75%;padding:0 0.4em 0.4em}.mw-parser-output .sidebar-list-title{padding:0 0.4em;text-align:left;font-weight:bold;line-height:1.6em;font-size:105%}.mw-parser-output .sidebar-list-title-c{padding:0 0.4em;text-align:center;margin:0 3.3em}@media(max-width:720px){body.mediawiki .mw-parser-output .sidebar{width:100%!important;clear:both;float:none!important;margin-left:0!important;margin-right:0!important}}人間関係種類ボーイフレンド ブロマンス 同棲 側室 いとこ 家族的パートナーシップ 家族 友情 ガールフレンド 夫 親族 結婚夫婦一夫一婦制一夫一婦制 オープンマリッジ ポリアモリー グループ結婚 複婚 恋愛友情 同性関係 同性結婚夫夫 性的パートナー英語版兄弟姉妹 恋人 心の友 寡婦 妻 恋愛的な出来事別れ 求愛 デート 離婚 姦通 連れ添い ロマンス 別居 逸脱 結婚 気持ち感情親近感 愛着 コンパージョン カップル 嫉妬 リマレンス 愛 情プラトニック・ラブ ポリアモリー 性的な一夫一婦主義心理学 習慣婚資寡婦持参金上昇婚玉の輿姦通 性行動 虐待児童虐待 障害者虐待 高齢者虐待 ドメスティックバイオレンス 表 話 編 歴

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自己愛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 01:57 UTC 版)

精神分析学」の記事における「自己愛」の解説

フロイト幼児発達する段階において存在する根源的な一次的自己愛と、一度発達してから退行することによって生じたり、何らかの原因によって自我リビドー戻ってきて生じ二次的自己愛を区別した前者自体愛と呼ばれるものであり、身体の各部位リビドーを備給する幼児期段階において発達する後者自我成立してから発生するものと考えられており、対象に向かうはずのリビドー自我戻ってくる事によって生じ現象として考えられている。 フロイト自体愛を人間発達において必然的なものとして理解した。それは自己愛も同様に発達においては必然的に生じるものであるが、成人になってから生じる自己愛は病的であると考えている。 自己愛は抑うつ理解精神分裂病理解によって特に注意深く考えられるようになった(『喪とメランコリー』および『シュレーバー症例』)。基本的にフロイト自体愛―自己愛―対象愛という発達ライン考えており、そのために自己愛は病的であり、成人した人間対象愛、つまりリビドー対象向かっているのが正常であると考えたハインツ・コフートが自己愛の正常な発達主張するまでは、精神分析では自己愛は病的なものとして理解されていた嫌いがある自我心理学でも自己愛理解そのままにされていたのであり、ハインツ・コフートが自己愛の理解見直すまでは以前病的なものとして理解されていた。後に自己愛はパーソナリティ障害理解において、対象関係論自己心理学によって非常に注目されるうになるまた、クライン学派においては一次的自己愛の概念はなく、最早期から対象関係成立していると考えられている。そして、その自己愛は羨望結びつき破壊的な様相を呈するうになるローゼンフェルド述べている。このことは様々な苦痛から防衛するために、高度に組織化され自己構造として理論化されていったその後シュタイナー自己愛構造体をさらに整理し妄想分裂ポジション抑うつポジションの間にあり、双方苦痛回避するための避難所としての病理的組織化理論展開した病理的組織化により、嗜癖的にその状態にひきこもり倒錯的な満足の中で成長することを妨げ大きな要因となると指摘した

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自己=愛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 06:28 UTC 版)

オースティン・オスマン・スパー」の記事における「自己=愛」の解説

「自己=愛」は「笑い感情によってひきおこされ心的状態、気分有様であり、概念先んじた理解を可能とするための、「エゴ」の認識または普遍的結合を可能とする原理となる。」 したがってこれはエゴ文法自己陶酔的な内省ではなく社会的諸関係に捕らわれることも、その中にすっかり同化してしまうこともなくいかなる望まれ社会関係の束にも自由に移行しうる、アイデンティティ中核にある空無である。自己の意味の核心は「自己=愛」であって特定の振る舞い信念生活パターン集合体要約するラベルではないがゆえに、ひとは自己規定必要なくして運動表現大いなる自由の状態を達成する

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