あしだ‐がわ〔‐がは〕【芦田川】
芦田川
こころのふるさと芦田川 水と光のシンフォニーをもとめて
(注:この情報は2008年2月現在のものです)
芦田川は、その源を広島県賀茂郡大和町大字蔵宗(標高570m)に発し、世羅台地を貫流し、矢多田川、御調川等の支川を合わせ府中市に至り、その下流で神谷川、有地川、高屋川等を合わせ、神辺平野を流下し、さらに瀬戸川を合わせて福山市箕島町において瀬戸内備後灘に注ぐ、幹川流路延長86km、流域面積860km2の一級河川です。 |
芦田川を河口から望む |
河川概要 |
| ○拡大図 |
1.芦田川の歴史 |
"芦田川は、備後地方の中心に位置し、悠久の歴史を有する河川であり、周辺住民の生活と深く関わり合いながら今日の河川景観を形成しています。" |
特有の歴史、先人の知恵の活用 |
2.地域の中の芦田川 |
"上流部の河佐峡は、水遊び、キャンプ等で多くの人が利用しています。下流の河口堰ではボート競技等の水上スポーツが盛んに行われ、沿川住民のみならず地域の人々の身近な空間として親しまれています。 また、福山市をはじめとする臨海工業地帯へ工業用水の供給を行っています。" |
地域社会とのつながり
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3.芦田川の自然環境 |
"芦田川水系の河川水辺の国勢調査によると、植物は128科718種、魚介類は9目20科51種、底生生物は4目11科18種、鳥類は11科27目74種、両生類は2目5科8種、爬虫類は2目6科9種、哺乳類は5目7科11種、昆虫類は16目194科1,186種が確認されています。" |
芦田川流域は本州西南部にあたり、自然植生の特徴として、下流域の中州に分布するセイタカヨシ群落、カワヤナギーアカメヤナギ群落、オギ群落、ヨシ群落を挙げることができます。上流部では、流水の影響のある所にはツルヨシ等のつる性植物が優先しており、流水の影響のない所にはネムノキ、エゴノキが多くみられます。
哺乳類の生息についてみると、上流域にはホンドジカが、広い範囲にタヌキ、イタチが生息し、高茎草本群落にはカヤネズミが生息しています。 鳥類は、竹林にはサギ類のねぐらが存在し、草地にはヒバリが、高茎草本群落にはオオヨシキリが生息しています。 魚類は、緩流域ではオイカワ、カワムツ、フナが多く生息しており、回遊性である
両生類は、カスミサンショウウオ、ダルマガエルが生息し、流域の一部には、天然記念物であるオオサンショウウオが生息しています。 昆虫類は、グンバイトンボ、ハグロトンボ、ゲンジボタル、ナガサキアゲハ、オオムラサキ等の貴重な生物が生息しています。
(写真出典:「川の生物図典」リバーフロント整備センター) |
4.芦田川の主な災害 |
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(注:この情報は2008年2月現在のものです)
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