けい‐か【荊軻】
荊軻
荊軻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 07:54 UTC 版)
荊軻は衛の人 であった。読書と剣術を好んで修行、日々酒を酌み交わし、若くして諸国を放浪して遊説術を学んでいた。 荊軻は、諸国の旅から衛に帰国した後に官僚を志して、衛の君主である元君に謁見し、旅で学んだ遊説術に基づいた国家議論を大いに述べたが、元君は全く聞き容れなかった。こうして荊軻は挫折しそれ以来遊侠に身を投じた。ある時に剣術論のことで智蓋聶(ち こうじょう)という者と言い争って喧嘩になりかけたが、智蓋聶が荊軻を睨むと荊軻はすぐに退散した。また邯鄲を訪れたとき、六博の規定をめぐって魯句践(ろ こうせん)という者と喧嘩になりかけたが、魯句践が凄んで荊軻に対して大声を出すと荊軻はすぐに退散した。こうして荊軻は臆病者と笑われたが、荊軻はいたずらに些細な事で命を落とす危険を冒すことはしなかった。 その後、燕に入り、一人の狗殺人と高漸離という筑(ちく、弦楽器の一種)を良く奏でる者と親しくつきあった。燕の市に行っては酒を飲み酔いしれ、高漸離の筑の伴奏で市中で歌い楽しみ、やがては泣き始めるという有様は、あたかも周りに誰も存在しないかのようであった(傍若無人)。酒飲みとつきあう状況でも荊軻は読書を好み、各地の賢人や豪傑・有徳者たちと相結び、やがて当地の実力者の田光に賓客として遇された。
※この「荊軻」の解説は、「秦の統一戦争」の解説の一部です。
「荊軻」を含む「秦の統一戦争」の記事については、「秦の統一戦争」の概要を参照ください。
荊軻(けいか)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/09 10:11 UTC 版)
単行本第3巻(第10話)に登場。エンマが初めて骨抜きに失敗した人物。
※この「荊軻(けいか)」の解説は、「エンマ (漫画)」の解説の一部です。
「荊軻(けいか)」を含む「エンマ (漫画)」の記事については、「エンマ (漫画)」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- >> 「荊軻」を含む用語の索引
- 荊軻のページへのリンク