角速度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/08 15:57 UTC 版)
運動学において、角速度(かくそくど、英: angular velocity)は、ある点をまわる回転運動の速度を、単位時間に進む角度によって表わした物理量である。言い換えれば角速度とは、原点と物体を結ぶ線分、すなわち動径が向く角度の時間変化量である。特に等速円運動する物体の角速度は、物体の速度を円の半径で割ったものとして与えられる[1]。従って角速度の量の次元[注 1]は、通常の並進運動の速度とは異なり[注 2]、時間の逆数 T−1 となる。
- ^ 江沢 2005, p. 42, §6 曲線運動.
- ^ 例えば ω について 江沢 2005, p. 42、新井 2003, p. 167 など。Ω について 江沢 2005, p. 254、ランダウ & リフシッツ 1974, p. 121 など。後者は特に運動座標系に対する一般の角速度に対して用いられている。
- ^ ランダウ & リフシッツ 1974, p. 21, §9 角運動量.
角速度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 08:14 UTC 版)
角速度 ω は ω = 2 r 2 d S d t = 1 r 2 r × v {\displaystyle {\boldsymbol {\omega }}={\frac {2}{r^{2}}}{\frac {d{\boldsymbol {S}}}{dt}}={\frac {1}{r^{2}}}{\boldsymbol {r}}\times {\boldsymbol {v}}} と表される。従って、質点の慣性モーメントは I = m r 2 {\displaystyle I=mr^{2}} となる。 原点を中心とした円運動をしている質点の速度 v は次のように表される。 v = ω × r {\displaystyle {\boldsymbol {v}}={\boldsymbol {\omega }}\times {\boldsymbol {r}}}
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角速度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 14:50 UTC 版)
詳細は「角速度」を参照 質点は大きさを持たないが、一般の物体は大きさを持つため、回転運動が定義される。単位時間当たりの回転量を角速度という。2次元空間(平面)では、回転面は 1 つだけなので、スカラー量である。3次元空間においては回転の中心が進む方向に対して右ねじの向きを正とするベクトル量として定義される。
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角速度
出典:『Wiktionary』 (2021/06/19 12:41 UTC 版)
名詞
発音(?)
- か↗くそ↘くど
翻訳
- アイスランド語: hornhraði (is) 男性
- アルメニア語: անկյունային արագություն (hy)
- 英語: angular velocity (en)
- エスペラント: angula rapido (eo)
- オランダ語: hoeksnelheid (nl) 女性
- スウェーデン語: vinkelhastighet (sv) 通性
- チェコ語: úhlová rychlost (cs) 女性
- ドイツ語: Winkelgeschwindigkeit (de) 女性
- トルコ語: açısal hız (tr)
- ハンガリー語: szögsebesség (hu)
- フィンランド語: kulmanopeus (fi)
- フランス語: vitesse angulaire (fr)
- ベトナム語: vận tốc góc (vi)
- ポルトガル語: velocidade angular (pt) 女性
- ロシア語: угловая скорость (ru) 女性
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