設置後
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1988年5月21日に南大沢駅は開業した。しかし、駅開設直後は駅周辺には何もない更地ばかりの状況だった。そこにあったのは「駅前の歩行者専用道路のデッキと雨避けのアーケードだけが目立つ」という様相で、新住区の団地は駅から約500m以南の離れた所に建設されていた。 その後、南北双方の新住区で多摩ニュータウンの住宅建設が進捗し、東京都立大学 (1949-2011)(現・東京都立大学(首都大学東京から名称変更))やテンプル大学日本校(その後撤退)、八王子南郵便局(現・南大沢駅前郵便局、集配機能は1999年にみなみ野シティに新設した同名局に移転)が誘致された。東京都立大学は当初、南大沢ではなく立川市に移転する予定であったが、立川の用地が手狭で問題視されていたため、多摩ニュータウン開発により土地が確保できる南大沢に移転することになった。また大規模商業施設「ガレリア・ユギ」が建設され、総合スーパーの忠実屋と百貨店のそごうが入居した。 駅開設当初は駅勢人口が充分ではなく、そごうと忠実屋が相次いで撤退したが、周辺地域での大規模住宅団地の相次ぐ建設に伴い人口も増加し、1998年には「ガレリア・ユギ」に新たな核テナントとしてイトーヨーカドーが開業した。また、新規開発も行われて、アウトレットモールやシネマコンプレックスなどが誘致された。このほか、1996年には八王子市の南大沢文化会館がオープンするなど、公共施設の建設もすすみ、今では「地区センター」に相応しい街の様相を呈している。加えて、相模原線の急行運転開始に伴い当駅が急行停車駅となり、駅の利便性が向上している。なお、2001年まで運転されていた特急は当駅は通過していたが、2013年に特急が復活した際には当駅も特急停車駅となった。2018年から運行を開始した京王ライナーも当駅に停車する。 駅ビル化される前の駅舎(2004年2月10日) 開業直後の南大沢駅バス停付近。駅周辺には何もない(1988年)
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設置後
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設置後の悲田処については史料が全く存在せず、実際にどのような運営が行われたのか、いつ廃絶したのかなどの歴史的展開は全く分かっていない。ただ、延喜21(921年)に奏進された『延喜式』主税寮式の武蔵国 の項に出挙用の稲として特別に「悲田稲四千五百束」の規定があることから、ある時期から悲田処の役割を重視した朝廷が運営費の元手となる稲を国庫から出す形で実質的に国営化したこと、少なくとも100年は運営されていたことは分かる。
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