辰砂とは? わかりやすく解説

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しん‐さ【×辰砂】

読み方:しんさ

しんしゃ(辰砂)


しん‐しゃ【×辰砂/×沙】

読み方:しんしゃ

水銀硫黄からなる鉱物深紅色または褐赤色で、塊状粒状産出水銀製造原料また、赤色顔料の主要材料漢方では消炎鎮静薬などに用いる。丹砂朱砂

含み鮮紅色発色する釉(うわぐすり)。また、それを用いた陶磁器釉裏紅(ゆうりこう)などの日本における通称。辰砂釉(しんしゃゆう)。紅釉(どうこうゆう)。

辰砂/辰沙の画像

辰砂

読み方:シンシャ(shinsha), シンサ(shinsa)

水銀硫化鉱物


辰砂(Cinnabar)

辰砂
北海道常呂郡置戸町鉱山
HgS 画像の幅約1cm

濃紅色をした辰砂の結晶です。
石英母岩表面には小さな辰砂の結晶が沢山付いています。
美しい国産の辰砂です。

辰砂(Cinnabar)

辰砂
Fenghuang w.Human Province China

辰砂(Cinnabar)

辰砂
Wanshan Mine,貴州省,中国

金属の様に輝いていますが、深紅透明な水銀硫化鉱物です。
私の好きな鉱物一つです。

辰砂(Cinnabar)

辰砂
中国湖南省
HgS 標本の高さ約4cm

小さな水晶上に赤い辰砂が付いたとても美し標本です。
辰砂の名前は辰州現在の湖南省)から採れた事から付けられました。

辰砂

読み方:シンシャ(shinsha)

鉱物一種


辰砂

名称: 辰砂
ふりがな しんしゃ
芸能工芸区分 工芸技術
種別 陶芸
選択年月日 1957.03.30(昭和32.03.30)
選択要件
備考
解説文:  呈色剤として、還元焼成により赤く発色させたやきものを、わが国では俗に辰砂【しんしゃ】と呼んでいる。中国では元時代釉裏紅始まり明治時代宣徳、清時代康熙雍正ころのものに優品が多い。わが国でも江戸時代からみられるが、盛んに焼かれるようになったのは大正以降である。
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辰砂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/30 14:53 UTC 版)

辰砂(しんしゃ、: cinnabar)は硫化水銀(II)(HgS)からなる鉱物である。別名に賢者の石赤色硫化水銀丹砂朱砂などがある。日本では古来「(に)」と呼ばれた。水銀の重要な鉱石鉱物


  1. ^  周禮 (中国語), 周禮/天官冢宰, ウィキソースより閲覧。 
  2. ^ 中国医学・日本漢方における〈毒〉
  3. ^  司馬遷 (中国語), 史記/卷129, ウィキソースより閲覧。 
  4. ^ 三重県広聴広報課 編『県政だよりみえ 平成28年8月号』No.385、三重県広聴広報課、2016年8月7日、4p.(3ページより)
  5. ^ かつては生産効率の悪い製錬所では炉や煙道から水銀蒸気が漏出しており、この水銀蒸気を労働者が吸引して無機水銀中毒に罹る事が多かった。このため、設備の密閉を強化し、水銀蒸気の漏出を防ぐ事が安全対策であり、また水銀の実収率の向上につながった。


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