運指とは? わかりやすく解説

うん‐し【運指】

読み方:うんし

ピアノなどの楽器演奏するときの、指のつかい方。


運指

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/25 16:23 UTC 版)

音楽において、運指(うんし、: Fingeringフィンガリング指使い)は、特定の楽器を演奏する時にどのと手のポジションを使うかの選択である。運指は典型的には全体にわたって変化する。曲のためのよい運指の選択とは、手のポジションをあまり頻繁に変えることなく、できる限り手の動きを快適にすることである。運指は作曲者が考えて手稿譜に記載することもあれば、編集者が考えて印刷された楽譜に追加されることもあれば、演奏者が考えて楽譜に自身の運指を記入するまたは単に演奏することもある。


  1. ^ "English fingering". Grove Music Online (英語) (8th ed.). Oxford University Press. 2001.
  2. ^ ISBN 0-393-09716-1
  3. ^ ISBN 0900180420
  4. ^ Musafia, Julien. “The Art of Fingering in Piano Playing”. 2017年9月9日閲覧。
  5. ^ ジュリアン ムサフィア著 ; 横谷瑛司訳『ピアノ運指法』全音楽譜出版社、1977年。 NCID BA30543574 
  6. ^ Lyn Bronson (Summer 2012). “Books & Recordings”. Piano Fingering and Establishing a Home Digital Recording Center (California Music Teacher): 24–25. 
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  9. ^ a b c Randel, Don Michael (2003). The Harvard Dictionary of Music, p.228. Harvard. ISBN 9780674011632.
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「運指」の続きの解説一覧

運指

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 01:21 UTC 版)

コントラバス」の記事における「運指」の解説

左手の指の使い方を運指という。 弦は弓で弾くだけでは調弦したときの音(開放弦)しか出ない左手の指で弦を指板押しつけることによって弦長を短くし、より高い音を出すことができる。 指は、人差し指を1、中指を2、薬指を3、小指を4という。親指高音部にのみ使われる記号はである。 ヴァイオリンでは1と4の間隔7 - 8半音達するが、コントラバスでは2半音にしかならない開放弦半音上に1を置くと、2がその半音上、4がさらに半音上(1の2半音上)にあたる。このような手の位置ポジションという。 各弦の音とポジションの関係は次の通りである。0は開放弦である。 I弦GG#ABbBCC#DD#EFF#GG#ABbBCC#DII弦DD#EFF#GG#ABbBCC#DD#EFF#GG#AIII弦ABbBCC#DD#EFF#GG#ABbBCC#DD#EIV弦EFF#GG#ABbBCC#DD#EFF#GG#ABbB 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 3 0 1 2 3 0 1 2 3 0 1 2 3 (以下略)

※この「運指」の解説は、「コントラバス」の解説の一部です。
「運指」を含む「コントラバス」の記事については、「コントラバス」の概要を参照ください。

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