運指
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/25 16:23 UTC 版)
音楽において、運指(うんし、英: Fingering、フィンガリング、指使い)は、特定の楽器を演奏する時にどの指と手のポジションを使うかの選択である。運指は典型的には曲全体にわたって変化する。曲のためのよい運指の選択とは、手のポジションをあまり頻繁に変えることなく、できる限り手の動きを快適にすることである。運指は作曲者が考えて手稿譜に記載することもあれば、編集者が考えて印刷された楽譜に追加されることもあれば、演奏者が考えて楽譜に自身の運指を記入するまたは単に演奏することもある。
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運指
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 01:21 UTC 版)
左手の指の使い方を運指という。 弦は弓で弾くだけでは調弦したときの音(開放弦)しか出ない。左手の指で弦を指板に押しつけることによって弦長を短くし、より高い音を出すことができる。 指は、人差し指を1、中指を2、薬指を3、小指を4という。親指は高音部にのみ使われる。記号はである。 ヴァイオリンでは1と4の間隔は7 - 8半音に達するが、コントラバスでは2半音にしかならない。開放弦の半音上に1を置くと、2がその半音上、4がさらに半音上(1の2半音上)にあたる。このような手の位置をポジションという。 各弦の音とポジションの関係は次の通りである。0は開放弦である。 I弦GG#ABbBCC#DD#EFF#GG#ABbBCC#DII弦DD#EFF#GG#ABbBCC#DD#EFF#GG#AIII弦ABbBCC#DD#EFF#GG#ABbBCC#DD#EIV弦EFF#GG#ABbBCC#DD#EFF#GG#ABbB 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 4 0 1 2 3 0 1 2 3 0 1 2 3 0 1 2 3 (以下略)
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