えんしん‐りょく〔ヱンシン‐〕【遠心力】
遠心力
遠心力
遠心力
遠心力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 01:33 UTC 版)
地球と月の共通重心の運動。地球の極の方から見ている。地球上のどの点でも回転速度が一定であることに注意。 潮汐の原因を説明するのに、地球の公転運動が場所によって異なるという説明がされることがあるが、これは正しくない。 月と地球とは、両者の重心を結ぶ直線上の一点を中心として互いに回転運動をしている。この共通重心は、地球の重心から約4,600kmの位置、すなわち地球の内部にある。 自転を考えない場合、共通重心まわりの運動を地球の極の方から見た右図で考えると、公転運動の際に図中の地球の下側の部分は常に下側の位置を変えず、他の部分も向きは変わらない。この運動による回転速度は地球上のどの点でも等しくなっている。よって、この運動によって生じる遠心力も、地球上のどこでも同じ大きさとなっている。公転に連動して自転する座標系で考えると、月の直下では遠心力が弱く、反対側では遠心力が強くなり、地球から外向きの力が生まれているように見える。しかしこの力は常に外向きである。つまり、自転による遠心力そのものにすぎない。自転による遠心力も、見かけの重力場の差分に起因する広い意味での潮汐力だとも言えるが、時刻によらず常に外向きである。そこに自転による地表面の通過があるので、地上の各地で干満が通過していくことになり、潮汐は起こる。
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遠心力 (007)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 01:10 UTC 版)
「けん玉の技の一覧」の記事における「遠心力 (007)」の解説
大皿に玉を乗せ、遠心力によって大皿から玉が離れないようにけんを1回転させる。
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遠心力
「遠心力」の例文・使い方・用例・文例
- これは遠心力ですがニュートンは絶対運動と見なしています。
- 遠心力.
- 回転して遠心力を利用することによって、乾かす(衣服)
- 遠心力
- 流体をパイプに放出するのに遠心力を使用するポンプ
- 懸濁液から粒子を分離するために遠心力を利用する装置
- (航空学)回転物体(プロペラなど)から生じる遠心力がシャフトに力を生じず、振動が減少する均衡状態
- 遠心力を利用した脱水機
- 旋衡風という遠心力と水平気圧傾度が完全につりあった状態のとき吹く風
- 遠心送風機という,遠心力を利用した送風装置
- 遠心力を利用して物質を分離させる装置
- 非常ブレーキが作動し,遠心力によって列車が脱線し,横転したと見られている。
遠心力と同じ種類の言葉
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