アントニー・クラストゥス
(郭達成 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/19 12:27 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。2015年8月) ( |
アントニー・クラストゥス | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | フランス |
生年月日 | 1985年4月7日(36歳) |
身長 | 168cm |
体重 | 50kg |
血液型 | O型 |
騎手情報 | |
所属団体 | フランスギャロ |
主戦厩舎 | エリー・ルルーシュ |
初免許年 | 2001年 |
免許区分 | 平地競走 |
アントニー・クラストゥス(Anthony Crastus、1985年4月7日 - )は、フランスギャロの騎手である。香港における名前の中文表記は「郭達成」。
来歴
フランス・パリ出身。父は繋駕速歩競走のライダーという家庭に生まれる。父のような繋駕のライダーになることを望んでいたが、その父に競馬の騎手になるよう勧められたという。
2001年に騎手免許を取得。父が所有する馬で初勝利を挙げるが、デビュー後数年は目立った成績を残せなかった。2007年は609戦31勝でフランスリーディング30位。2008年には744戦70勝でリーディング9位と大躍進した。
2009年、84勝を挙げリーディング8位となる。同年、エリー・ルルーシュ調教師に日本遠征を勧められ、10月31日から12月30日までの期間で日本中央競馬会(JRA)の短期免許を取得、初来日を果たす。ルルーシュの縁で吉田照哉から紹介された、藤沢和雄が身元引受調教師となった。11月8日、福島競馬第8競走をラミアクイーンで勝ち、日本での初勝利を挙げた。
2010年、1月1日から1月31日までの期間でJRAの短期免許を取得し、前年末から引き続き日本で騎乗した。その後、帰国したフランスでは76勝を挙げ、リーディング10位。11月17日から12月12日にかけては再度JRAの短期免許を取得し、日本で騎乗した。
2011年、1月1日から2月28日までの期間でJRAの短期免許を取得。1月10日、ダンスファンタジアでフェアリーステークスを勝ち、日本での重賞初勝利を挙げた。
来日歴
年 | 厩舎 | 馬主 | 期間 | 中央競馬年間成績 |
---|---|---|---|---|
2009年 | 藤沢和雄 | 里見治 | 10月31日 - 12月30日 | 90戦8勝 |
2010年 | 藤沢和雄 | 里見治 | 1月1日 - 1月31日 | 93戦4勝 |
11月17日 - 12月12日 | ||||
2011年 | 鹿戸雄一 | 吉田哲哉 | 1月1日 - 2月28日 | 127戦10勝 |
主な騎乗馬
- プラントゥール / Planteur(2010年ノアイユ賞、ジョッケクルブ賞2着、パリ大賞典2着)
- ダンスファンタジア(2011年フェアリーステークス)
- コスモメドウ(2011年ダイヤモンドステークス)
関連項目
出典
- A.クラストゥス騎手、F.ベリー騎手に短期騎手免許交付 2011-02-07閲覧
- 「週刊競馬ブック」2011年2月13日号 p.194
- アントニー・クラストゥスのページへのリンク