鋼製車とは? わかりやすく解説

鋼製車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 08:00 UTC 版)

ムグンファ号」の記事における「鋼製車」の解説

ムグンファ号客車KORAIL車両の中で最多首都圏電鉄電車を除く)であり、主力列車である。優等からの改称当初1977年から1982年導入されトンイル号客車ベースの120km/h級の台車使用した客車使用されており(トンイル号客車との違いは、大窓を適用および、新製当初から電気式冷暖房機設置)、1985年から仕様大きく変更された150km/h級の台車使用した客車追加導入1986年セマウル号ステンレス製新型客車導入された際、セマウル号から大量に格下げされた大窓の11000番台客車ムグンファ号特室に格下げされており、その後ムグンファ号用にドア周り改良座席改良した客車新製された。これら初期車一部トンイル号格下げされたが、2004年KTX開業とともにトンイル号自体廃止となったため、今後直接廃車となる公算大きい。開発途上国に送る計画もある。 現在、ムグンファ号使われている客車大きく分けて2種類ある。1990年代半ばから製造された12000番台客車現行のムグンファ号大多数占め標準タイプで、車体23メートル伸ばしているため、「長大型」と呼ばれている。2000年ごろから客車製造会社として整理統合されたデザイン・リミット社が製作したリミット車」(側面JR西日本681系電車類似)と呼ばれる新型客車導入されセマウル号から格下げされ初期車置き換えている。 車体の色は、1)クリーム色車体に赤い帯 → 2)白地黄色橙色の帯 → 3)白地赤帯ドア周りのみ紺色 というように変化している。 かつては子供の遊び場などを併設したスナックカーなども連結されていた。 なお、セマウル号DHC客車廃車に伴いリミット車の一部セマウル号客車への改造用に捻出されている。

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鋼製車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 09:38 UTC 版)

皇室用客車」の記事における「鋼製車」の解説

鋼製1号御料車2代)及び2号御料車2代製造の際に計画されたもので、1931年昭和6年)から1933年昭和8年)にかけて11両が鉄道省工場製作された。 車体鋼製丸屋根で、同時期に製造され一般用客車スハ32系)と異なり、妻部の形状御料車と同じ切妻となっている。組み立てに皿鋲を使用して外板平滑化した御料車対し通常の丸鋲を使用しており、印象異なる。外板塗色は、本グループより御料車同様の深紅色となっている。全長は20m、幅は2.900m、高さは3.83m、車体両端出入り台を有し台車は3軸ボギーTR73またはTR73Aである。 太平洋戦争後は、お召列車への軍人乗車なくなったこともあって所要数が減少し一部一般用あるいは事業用転用された。現1号御料車落成後2号御料車使用がほとんどなくなったこともあり、2号編成用の供奉車国鉄分割民営化直前廃車され、大船工場解体された。 2018年4月現在、以下の4両がJR東日本在籍しており、460 - 340 - 1号御料車 - 330 - 461 の順で連結して使用された。 460号 - 電源車。2基のディーゼル発電機のほか、技術員室、荷物室、給仕室を持つ。3軸ボギー台車装着している。 340号 - 供奉員の乗車用。回転座席16固定座席30を持つ。 330号 - 主要な供奉員の乗車用。回転座席25と、供進所を持つ。 461号 - 鉄道関係者の乗車用。固定座席28と、荷物室などを持つ。3軸ボギー台車装着している。

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