関場茂樹
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関場 茂樹(せきば しげき、1876年(明治9年)12月29日 - 1942年(昭和17年)1月7日)は、日本の橋梁設計者。日本の橋梁建設黎明期から橋梁会社技師長として活動し、登録有形文化財[1]の犀川大橋、澱川橋梁などを設計した。
- ^ 大正時代末には阿部美樹志、樺島、増田、関場の個人事務所が開設されている。中井祐は彼ら渡米経験を有する者の共通の行動から、アメリカにおけるプロの橋梁エンジニアの「新鮮な魅力」、自由主義思想の影響を受けた者の近代的職能意識の存在を指摘している。
- ^ 中井はこの講演から関場を「日本の近代橋梁技術者で、橋の美観について明快に言及し、記録として残した最初」の人物と推測している。
- ^ H・G・Tyrrell『Artistic Bridge Design』の抄訳
- ^ “国指定文化財等データーベース”. 文化庁. 2014年5月25日閲覧。
- ^ 『慶應年間 会津藩士人名録』(勉強堂書店)
- ^ 秦温信『北辰の如く 関場不二彦伝』(北海道出版企画センター)48頁
- ^ “JSCE 橋梁史年表 関場茂樹”. 土木学会附属図書館. 2014年5月25日閲覧。
- ^ 『東京帝国大学卒業生氏名録』(1926年)
- ^ 『近代日本の橋梁デザイン思想』182頁。
- ^ a b “鋼橋設計図面に関する研究開始にあたって”. 土木学会. 2014年5月25日閲覧。
- ^ 『近代日本土木人物事典』184頁
- ^ 『近代日本の橋梁デザイン思想』40頁、注記57
- ^ “橋百選”. FORUM8. 2014年5月25日閲覧。
- ^ “歴史的橋梁 T5-013澱川橋梁”. 土木学会. 2014年5月25日閲覧。
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