雪夫人絵図とは? わかりやすく解説

ゆきふじんえず〔ゆきフジンヱヅ〕【雪夫人絵図】

読み方:ゆきふじんえず

舟橋聖一長編小説昭和23年1948)から昭和25年1950)にかけて雑誌小説新潮」に連載溝口健二監督による映画化作品もある。


雪夫人絵図

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/03 08:11 UTC 版)

雪夫人絵図』(ゆきふじんえず)は、舟橋聖一の小説。およびこれを原作とする映画。


  1. ^ 『続・決着』は、予定してた山内鉄也監督・平幹二朗主演の『炎鬼十郎・惨殺』が中止になり、一番組前に出て鶴田浩二主演、小沢茂弘監督『博奕打ち 殴り込み』との併映に変更[12]
  2. ^ 佐久間貸し出しの代わりに、松竹から香山美子を借り、鶴田浩二と香山のコンビで『裏切りの暗黒街』を製作(公開直前に『殺られたら殺れ』からタイトルを変更)[29]。香山は他社作品初出演[29]
  3. ^ 1973年の池玲子主演映画にこれに似たタイトルが使われる。
  1. ^ 舟橋聖一 『雪夫人絵図』 | 新潮社
  2. ^ 「佐久間良子・成沢昌茂のコンビで描く甘美なエロチシズム 雪夫人絵図」『映画情報』、国際情報社、1968年4月号、45頁。 
  3. ^ 由原木七郎「連載 写真で見るスターの歴史(9) 佐久間良子」『映画情報』、国際情報社、1981年3月号、35頁。 
  4. ^ a b c d e f g 内藤誠『監督ばか』彩流社〈フィギュール彩(16)〉、2014年、62-63頁。ISBN 978-4-7791-7016-4 
  5. ^ a b 『日本映画俳優全集・女優編』キネマ旬報社、1980年、324-325頁。 
  6. ^ a b c d 「映画・トピック・ジャーナル 苦しい日活・大映の"転生"の道」『キネマ旬報』、キネマ旬報社、1975年5月下旬号、163頁。 
  7. ^ a b c 追悼特集 成澤昌茂 映画渡世”. シネマヴェーラ渋谷. 2022年2月27日閲覧。
  8. ^ 雪夫人絵図 - IMDb(英語)
  9. ^ a b c d e f 内藤誠『監督ばか』彩流社〈フィギュール彩(16)〉、2014年、56-57頁。ISBN 978-4-7791-7016-4 
  10. ^ 坪内祐三、名田屋昭二、内藤誠『編集ばか』彩流社〈フィギュール彩(40)〉、2015年、25頁。ISBN 978-4-7791-7041-6 
  11. ^ 坪内祐三・名田屋昭二・内藤誠『編集ばか』彩流社〈フィギュール彩(40)〉、2015年、23頁。ISBN 978-4-7791-7041-6 
  12. ^ a b “東映動画は年一本製作秋田東映地鎮祭を了えた大川専務談”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 5. (1968年2月24日) 
  13. ^ a b 「人妻・佐久間良子七年前のヌード」『週刊文春』1975年3月12号、文藝春秋、19頁。 
  14. ^ a b c d e f g 「映画界東西南北談議 映画復興の二年目は厳しい年 新しい映画作りを中心に各社を展望」『映画時報』1975年2月号、映画時報社、35-37頁。 
  15. ^ 「映画界東西南北談議 企業防衛を運営方針の基本に各社、合理化と収益部門の拡大を意図」『映画時報』1975年3月号、映画時報社、37頁。 
  16. ^ a b 寺脇研『ロマンポルノの時代』光文社、2012年、112-115頁。ISBN 978-4-334-03697-3 
  17. ^ a b c d e “(私の履歴書)佐久間良子(14) 出演取りやめ、歯車狂う東映の路線とのズレ広がる”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): p. 40. (2012年2月15日) 東映カレンダー on Twitter: "2012年2月15日の日本経済新聞
  18. ^ a b c d e f 「トピックコーナー 女性路線スタート」『映画情報』、国際情報社、1968年9月号、67頁。 
  19. ^ 東映株式会社映像事業部『東映映画三十年 あの日、あの時、あの映画』東映、1981年、125頁。 “(私の履歴書)佐久間良子(11) ヤクザの情婦 体当たりでの真剣勝負 「人生劇場」"汚れ役"に開眼”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): p. 40. (2012年2月11日). https://www.nikkei.com/article/DGKDZO38718940Q2A210C1BC8000/ 日経スペシャル 私の履歴書 ~女優・佐久間良子(前編)2015年5月17日”. 私の履歴書. BSジャパン. 2018年1月25日閲覧。
  20. ^ 俊藤浩滋山根貞男『任侠映画伝』講談社、1999年、227-228頁。ISBN 4-06-209594-7 春日太一『時代劇は死なず! 京都太秦の「職人」たち』集英社、2008年、27-32頁。ISBN 978-4-08-720471-1 
  21. ^ 岡田茂「映画界のドンが語る『銀幕の昭和史』」『新潮45』、新潮社、2004年9月号、204頁。 佐々木康『佐々木康の悔いなしカチンコ人生』けやき出版、2003年、224-226頁。ISBN 4-905942-20-9 私と東映』 x 中島貞夫監督 (第3回 / 全5回)岡田茂追悼上映『あゝ同期の桜』中島貞夫トークショー(第1回 / 全3回)
  22. ^ 東映『クロニクル東映:1947-1991』 1巻、東映、1992年、220-221頁。 
  23. ^ 「続大奥(秘)物語 重くて暑い十二ひとえ インタビュー・小川知子さん」『近代映画』、近代映画社、1967年12月号、191頁。 藤木TDC「東映『大奥』シリーズ」『映画秘宝』、洋泉社、2007年8月号、83頁。 
  24. ^ 「邦画・洋画MOVIE CORNERミニミニ情報」『月刊明星』、集英社、1968年5月号、211頁。 
  25. ^ 「ウワサの真相の間強気の女優・佐久間良子の"春闘"ぶり」『週刊大衆』1968年4月11日号、双葉社、84頁。 
  26. ^ a b 「"多角経営"が招いた東映の革命さわぎ」『週刊大衆』1968年5月23日号、双葉社、82-83頁。 
  27. ^ a b c d 「ウワサの真相の間三船敏郎と大川社長の"ある約束"」『週刊大衆』1968年9月12日号、双葉社、80-81頁。 
  28. ^ a b “奇妙!不況下の"おクラ"続出こんどは日活『私が棄てた女』怒る監督や主演者理由も不鮮明『観客層に合わない』”. 東京タイムズ (東京タイムズ社): p. 7. (1969年6月30日) 
  29. ^ a b 「8月の映画コーナー」『月刊明星』、集英社、1968年9月号、212 - 213頁。 
  30. ^ 「週間ダイヤル スクリーン三行メモ」『週刊大衆』1968年8月29日号、双葉社、26頁。 
  31. ^ 「週間ダイヤル スクリーン三行メモ」『週刊大衆』1968年9月19日号、双葉社、14頁。 
  32. ^ a b c d e 初山有恒「エロとヤクザと観客―「東映}独走のかげにー」『朝日ジャーナル』、朝日新聞社、1969年3月30日号、23 - 26頁。 
  33. ^ 妾二十一人 ど助平一代”. 日本映画製作者連盟. 2018年1月25日閲覧。
  34. ^ 【レポート】内藤誠レトロスペクティブはココだけバナシの宝庫!? 映画『明日泣く』最新情報(Internet Archive)
  35. ^ 押川義行「今月の邦画から やくざ映画の袋小路」『映画芸術』、映画芸術社、1969年5月号、79頁。 
  36. ^ 快楽亭ブラック「師匠、てえへんだぁ!第151回『喜劇夫売ります!!』」『映画秘宝』、洋泉社、  2016年11月号、101頁。 
  37. ^ もちろん『花札渡世』の撮影台本も入手。 - kimata kimihiko Twitter、“(私の履歴書)佐久間良子(15) 舞台・テレビに活躍の場 稽古漬け、「春の雪」は連日満員”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): p. 40. (2012年2月16日) 
  38. ^ a b c d 「ピンク色に染まる"ヤクザ東映"」『サンデー毎日』、毎日新聞社、1969年1月5日号、45頁。 
  39. ^ 俊藤浩滋、山根貞男『任侠映画伝』講談社、1999年、227-228頁。ISBN 4-06-209594-7 春日太一『仁義なき日本沈没 東宝VS.東映の戦後サバイバル』新潮社〈新潮新書〉、2012年、112-115頁。ISBN 978-4-10-610459-6 
  40. ^ “〔娯楽〕 現代の映画とセックス ますます大胆な追及 人間の深奥へ”. 読売新聞夕刊 (読売新聞社): p. 9. (1970年3月7日) 
  41. ^ 雪夫人絵図 | 東映ビデオ株式会社


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