朝鮮美術
韓国美術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/28 16:40 UTC 版)
ホノルル美術館の韓国コレクションには、米国内でも屈指の韓国陶磁が集まっている。このコレクションの中から韓国財団は最近の出版物のために153点の美術品を選んだ。これは、米国本土の4団体から選ばれた韓国美術品を特集するカタログにのせるためである。韓国の一流の学者や学芸員らによる調査が進むなかで、ホノルル美術館所蔵の高麗時代の陶磁、特に青磁は、大変貴重で、特に優れたものであることが確認された。 ホノルル美術館の他のコレクションと同様に、韓国美術コレクションにおいても、クック夫人の貢献が伺える。1927年にクック夫人は12世紀の高麗時代の美しい徳利を購入した。これは、韓国職人の装飾技術能力の高さを実証し、同時期同じ釜で焼かれた同様の作品が韓国国立博物館に収められている。もう1人の韓国陶磁コレクションへの重要な貢献者は、オリバー・S・ピッチャー中将であった。彼が寄贈した鉢や徳利などの高麗青磁が、このコレクションを大変立派なものにした。
※この「韓国美術」の解説は、「ホノルル美術館」の解説の一部です。
「韓国美術」を含む「ホノルル美術館」の記事については、「ホノルル美術館」の概要を参照ください。
- 韓国美術のページへのリンク