じゅん‐よびだし【順呼(び)出し】
読み方:じゅんよびだし
順呼び出し
【英】sequential access
順呼び出しとは、磁気テープなどの記憶媒体にアクセスする際の方法のひとつで、保存されているデータを記録開始位置から順番に読み込んだり、新たにデータを保存する際に、先頭から順番に書き込むことである。
順呼び出しでは、インデックスを作成することにより、目的のデータまで効率的にたどりつくことができるようになる。ただし、インデックスがない場合は、ビデオテープを早送りするように、目的のデータの部分まで順を追って探す必要がある。
なお、順呼び出しに対して、記憶媒体の特定の部分にデータを保存したり、あるいは、目的の部分だけを読み出す方法は「ランダムアクセス」と呼ばれ、CDやDVDなどに用いられる方法である。
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