1901
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 03:18 UTC 版)
「国鉄DE11形ディーゼル機関車」の記事における「1901」の解説
1974年(昭和49年)に日本車輌製造で製造された低騒音対応の試作車である。必要最小限の防音対策として、遮音材による機関室の防音などが行われている。排気音低減のために運転席床下に大型の排気消音器が設置された関係で、従来第1エンド側(エンジン側)にある煙突は第2エンド側に変更された。また、日本のディーゼル機関車としては初めて運転室に空調装置が搭載された車両でもある。名義上は宇都宮運転所配置であったものの茅ヶ崎運転区(現:湘南・相模統括センター)常駐で西湘貨物駅の入換に使用されていたが、同駅の貨物扱廃止に伴い2000年(平成12年)に廃車された。 その後、高崎線倉賀野 - 倉賀野駅貨物基地間の貨物運送を担当する「高崎運輸」(現・ジェイアール貨物北関東ロジスティクス)が購入し、同一車両番号で2004年(平成16年)ごろまで使用されていた。しかし、重度の機関系のトラブルで運転不能となったことで大宮総合車両センターに移動した後は放置され、2005年(平成17年)3月に解体された。
※この「1901」の解説は、「国鉄DE11形ディーゼル機関車」の解説の一部です。
「1901」を含む「国鉄DE11形ディーゼル機関車」の記事については、「国鉄DE11形ディーゼル機関車」の概要を参照ください。
「1901」に関係したコラム
-
株式の投資基準とされるBPS(Book-value Per Share)とは、1株あたり純資産のことです。BPSは、次の計算式で求めることができます。BPS=純資産÷発行済み株式数BPSは、企業の解散...
- 1901のページへのリンク