1928年から1930年のルート
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「リンカーン・ハイウェイ」の記事における「1928年から1930年のルート」の解説
リンカーン・ハイウェイの最終ルート(1928年から1930年)は、フィラデルフィアからワイオミング州西部まではアメリカ国道30号線、西部州は州間高速道路80号線、ネバダ州とカリフォルニア州では国道50号線、さらにカリフォルニア州では国道旧40号線を辿っていた。さらに詳細を見ると次のようになっていた。 ニューヨーク市タイムズスクエアの42丁目とブロードウェイの交差点、ここから42丁目通りを西に6ブロックでハドソン川 ホランド・トンネル、ハドソン川を潜り、ニュージャージー州ジャージーシティへ(注: 1937年に開通したリンカーン・トンネルは、リンカーン・ハイウェイの部分ではなかった。1913年時点ではウィーホーケン・フェリーでユニオンシティに渡った。1928年に、ホランド・トンネル(1927年開通)にルート変更された。しかし、当初のリンカーン・ハイウェイ協会は、タイムズスクエアからホランド・トンネルまでを地図に載せず、ウェストサイド・ハイウェイを使って42丁目通り西からホランド・トンネル東口を繋いでいる) アメリカ国道1号線と同9号線の合流道路、ジャージーシティからニューアークまで ニュージャージー州道27号線、ニューアークから南西のプリンストンまで アメリカ国道206号線、プリンストンから南西のトレントンまで アメリカ国道1号線、トレントンから南西のフィラデルフィアまで アメリカ国道30号線、フィラデルフィアから西にペンシルベニア州を横切り、ウェストバージニア州の北端を掠め、オハイオ州とインディアナ州を横切って、イリノイ州オーロラに至る(注: アメリカ国道30号線には新しい4車線道路が新しく造られたので、当時の旧30号線を辿るには、市や町の中心を通る必要がある) イリノイ州道31号線、オーロラから北西のジェネバまで イリノイ州道38号線、ジェネバから西のディクソンまで イリノイ州道2号線、ディクソンから西のスターリングまで アメリカ国道30号線、スターリングから西にイリノイ州、アイオワ州、ネブラスカ州、ワイオミング州に抜け、同州グランジャーに至る 州間高速道路80号線、グランジャーから西にワイオミング州とユタ州を横切り、ネバダ州ウェストウェンドーバーに至る アメリカ国道93号線代替路と同93号線、ウェストウェンドーバーから南にイーリーまで アメリカ国道50号線、イーリーから西にネバダ州を横切り、同州ファロンの西9マイル (14 km) まで ファロンの西9マイルからカリフォルニア州サクラメントまでは、シエラネバダ山脈を越える2つのルートがあったシエラネバダ北ルート: アメリカ国道50号線代替路で北西にワズワースに行き、そこから州間高速道路80号線と旧国道40号線で西にドナー峠とシエラネバダ山脈を越え、サクラメントに至る シエラネバダ南ルート: アメリカ国道50号線で西に向かってタホ湖を回り、エコー・サミットとシエラネバダ山脈を越え、サクラメントに至る アメリカ国道旧40号線(一部は州間高速道路80号線の下)、サクラメントから南西にセントラルバレーを横切り、バークレーのユニバーシティ・アベニュー出口に至る(注: 当初のこの部分は後にアメリカ国道50号線となる経路を辿り、サクラメントから南にストックトンを抜け、アルタモント峠を越えてサンフランシスコ湾イーストベイに至ったが(現在の州間高速道路5号線、同205号線、同580号線)、1927年にカルキネス橋が完成したときに修正された) ユニバーシティ・アベニュー、州間高速道路80号線から西にバークレイ桟橋まで(注: 1928年では、バークレイ桟橋からサンフランシスコ市ハイド通り桟橋までフェリーでサンフランシスコ湾を渡った。今日では州間高速道路80号線を使ってユニバーシティ・アベニューを降り、1936年に開通したサンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジで湾を渡ってサンフランシスコ市に入る。ベイブリッジからはエンバーカデロを北西にウォーターフロントに沿って進み、フィッシャーマンズワーフのハイド通り桟橋に至る) サンフランシスコ市のハイド通り桟橋から先の経路ハイド通りを2ブロック南のノースポイント通りまで ノースポイント通りを西に3ブロック進みバンネス・アベニューまで バンネス・アベニューを南に16ブロック進み、カリフォルニア通りまで カリフォルニア通りを西に54ブロック進み、32番アベニューまで 32番アベニューを北に2ブロック進み、カミノデルマーまで カミノデルマーを西にリンカーンパークに入り、カリフォルニア・パレス・オブ・ザ・レイン・オブ・オナーの正面にあるリンカーン・ハイウェイ西端プラザと噴水に到着する。西端の標識と解説盤がパレスの左、バス停横にある
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