1991年〜1996年(MD、GG、他)
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「ソニックシリーズ」の記事における「1991年〜1996年(MD、GG、他)」の解説
MD版の2作目から2本シッポのキツネの「テイルス・パウアー」(通称テイルス)、3作目から紅一点のエミー・ローズ(昔はロージー・ザ・ラスカル) と ソニックの対抗兵器として生み出されたロボット、メタルソニック、4作目からハリモグラ(英語でEchidna)の「ナックルズ・ザ・エキドゥナ(昔はナックルズ・ザ・エキドナ)」が登場した。また、カオスエメラルドを全て集めてリングを50枚取ることで、ソニックが全身黄色で無敵状態のスーパーソニックに変身できるようになったのも2作目からである。1作目と2作目は同名タイトルでセガの携帯ゲーム機GG版も発売されたが内容が異なる。 また、『ソニック&ナックルズ』は単独でもプレイできるが、カートリッジの上部に別のカートリッジをもうひとつ装着できる「ロックオン・システム」が採用されており、『ソニック1』や『ソニック2』や『ソニック3』やそれ以外のMD用カートリッジを装着すると隠し要素が現れる。 1991年稼動のAC版『わくわくソニックパトカー』ではソニックの声は古川登志夫であり、1993年稼動のAC版『セガソニック ポップコーンショップ』と『セガソニック・ザ・ヘッジホッグ』と『UFO セガソニック』では草尾毅が担当した。エッグマンの声は佐藤正治が全て担当した。 1991年7月26日 - MD版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』発売第一作。ソニックの操作は、十字キーで動かす他はジャンプのみというシンプルな操作感覚が受け入れられた。WiiのバーチャルコンソールやXbox 360のXbox Live Arcade、PS3用、ipod用にitunesでも配信されている。 メガドライブでは不可能とされた回転・縮小の画面効果を、ハードの機能ではなくソフトの機能でやり遂げた初のソフトである。 本体同梱版 (北米版) を含め、全世界累計で1,500万本以上を出荷した。 CMでソニックの声は古川登志夫が担当していた。 12月28日 - GG版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』発売内容はMD版とは別物。スペシャルステージは普通のステージとなっている。Wiiのバーチャルコンソールでも配信される。(ただし、海外版のマスターシステムで配信される) この他、MDのメガモデムを使用した「ゲーム図書館」配信タイトルとして落ち物パズル『ソニックイレイザー』が配信。後にセガゲーム本舗でも配信された。 1992年11月21日 - MD版、GG版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』同時発売テイルス初登場で2人同時プレイが可能(テイルスのみの操作も可能)。ソニックのアクションにスピンアタックが追加し、シリーズ初の対戦モードが搭載された。GG版ではOPでテイルスが誘拐され、ソニックの一人旅で進む。Wiiのバーチャルコンソールにて配信。 全世界累計での販売本数は603万本。 1993年4月 - AC版『セガソニック ポップコーンショップ』稼働開始ソニックと一緒に作るポップコーンマシン。味はカレー風味・バター風味・塩風味の3種類ある。2014年12月をもって、保守メンテナンス部材やポップコーン豆の入手困難もあって、稼働を終了した。 6月 - AC版『セガソニック・ザ・ヘッジホッグ』稼働開始マイティー、レイが初登場。レイはこのゲームにしか登場していない。マイティーは後に『カオティクス』に登場。 9月23日 - MCD版『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』発売エミーとメタルソニックが初登場。シリーズ初の光ディスク媒体やバックアップシステムを搭載しており、遊びやすくなった。 全世界で150万本以上を売り上げた。 OPとEDのアニメーションは東映アニメーション(旧:東映動画)が製作した。 11月19日 - GG版『ソニック&テイルス』発売GG版で初めてテイルスが使用出来たが初心者向けのキャラであり、ソニックでなければ真のエンディングは見られない。 12月10日 - MD版『ソニックスピンボール』発売ソニックを球として使ったピンボール。Wiiのバーチャルコンソールでも配信されている。全世界累計販売本数はおよそ100万本。 1994年3月18日 - GG版『ソニック ドリフト』発売ソニックのキャラを使ったレースゲーム。 3月24日 - MD版『ワーキー・ワールドス・クリエイティービティー・スタジオ』発売ソニックのキャラを使ったお絵かきツール。 5月27日 - MD版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』発売ナックルズ初登場(対戦モードのみ操作可能)。容量の問題で後編が割愛され、『ソニック&ナックルズ』に分けられた。Wiiのバーチャルコンソールでも配信されている。ノンクレジットながらマイケル・ジャクソンが楽曲提供をしており、全世界累計販売本数は176万本。 8月 - PICO版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ ゲームワールド』発売教育ソフトが主体となっていたピコでは、初期にしては珍しく遊びを主体として作られており、ユーザーの拡大が図られた。 10月18日 - MD版『ソニック&ナックルズ』発売事実上『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』の後編扱い。ナックルズが操作キャラとして使用可能だが、テイルスは登場せず使用不可能。ロックオンシステムを搭載している。ソニック3を挿すことでセーブ可能になり、テイルスも使用可能になる等、一つのゲームになった状態(『ソニック3&ナックルズ』へタイトルが変わる)でプレイできる。単純に前・後編互いの要素が組合わさり単体だけではそれぞれ出来なかった要素もあるのでかなりボリュームのある大作へ変貌する。全世界累計販売本数は182万本。 11月11日 - GG版『ソニック&テイルス2』発売GG版でナックルズが初登場。 1995年3月17日 - GG版『ソニック ドリフト2』発売レースゲーム。前作からキャラが増えた。 4月21日 - スーパー32X(32X)版『カオティクス』発売番外編。ナックルズが主役。ベクター、エスピオ、チャーミーが初登場。この3人は、後の『ソニック ヒーローズ』で再登場した。 4月28日 - GG版『テイルスのスカイパトロール』発売名前通りテイルスを操ってステージをクリアしていく。 9月22日 - GG版『テイルスアドベンチャー』発売テイルスが主役。彼がソニックと出会う前の話。 11月17日 - GG版『ソニックラビリンス』発売ジャンプが不可能。ローリングダッシュをメインにして進んでいく。 1996年5月 - AC版『ソニック・ザ・ファイターズ』稼働開始ソニックのキャラを使った対戦型格闘ゲーム。 2012年11月28日にXbox 360版・PS3版のダウンロード配信された。 8月9日 - PC版『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ・ザ・スクリーンセーバー』発売海外版の『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』を移植した作品。そのため、BGMやOP曲&ED曲が日本版とは異なる。『ソニック・ザ・ヘッジホッグ・ザ・スクリーンセーバー』はソニックのイラストなどが見られる。また、海外のイラストも収録されている。 12月13日 - GG版『Gソニック』発売ソニックとナックルズが共闘し、エッグマンに立ち向かう。3Dを思わせる画面をしていた。
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