トヨタ・NZエンジン
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トヨタ・NZエンジンは、トヨタ自動車の水冷直列4気筒・アルミダイキャスト製ガソリンエンジンの系列である。
- ^ 一連のトヨタの小排気量向け直列4気筒エンジンとしては初の試みとなる。
- ^ 直動式バルブ仕様は1999年7月 - 2014年6月、ローラーロッカーアーム式バルブ仕様は2004年3月 -
- ^ 2代目モデルは4WD車のみ搭載。
- ^ NZE161/161GのCVT車用は前期型のみ搭載。
- ^ NZE161改のCVT車用は前期型のみ搭載。また、NZE161G改は登場当初からMT専用となる。
- ^ トヨタでの呼称はアトキンソンサイクル。
- ^ 黒澤元治、長谷見昌弘らレジェンドが参加するデモレース。鈴鹿サウンド・オブ・エンジン2019で開催決定 - オートスポーツ・2019年9月27日
- ^ “トヨタ・アクアのエンジン、元祖THS用アトキンソンサイクルユニット──NZシリーズ|Motor-FanTECH[モーターファンテック]”. car.motor-fan.jp. 2024年7月10日閲覧。
- ^ 【トヨタ・ジャパンタクシー】は法的にも個人が購入してマイカーとして使うことができます。 - ラブカーズ
- 1 トヨタ・NZエンジンとは
- 2 トヨタ・NZエンジンの概要
- 3 関連項目
1NZ-FXE
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「トヨタ・NZエンジン」の記事における「1NZ-FXE」の解説
1NZ-FXE生産期間 1997年11月 - (国内向け) エンジン種別 ガソリンエンジン 冷却方式 水冷 シリンダー配置・数 直列 4気筒 種類 DOHC 16バルブ ミラーサイクル(アトキンソンサイクル) EFI VVT-i 内径×行程 75.0mm×84.7mm 排気量 1,496cc 圧縮比 13.5 出力 56kW(76ps)/5,000rpm(初代プリウス) トルク 110N・m(11.2kg・m)/4,000rpm(初代プリウス) 重量 -kg 搭載車種(車両型式)(初)初代プリウス(NHW10/11) 2代目プリウス(NHW20) 初代アクア(NHP10) 3代目ヴィッツ/ヤリス(NHP130/130L) 2代目カローラアクシオ/カローラアクシオEX(NKE165) 3代目カローラフィールダー/カローラフィールダーEX(NKE165G) 光岡・リューギ(セダン)/リューギワゴン(NKE165改/165G改) 2代目シエンタ(NHP170G) プロボックス/サクシード(NHP160V) 4代目(通算10代目)マツダ・ファミリアバン(NHP160M) 圧縮比が高いのはミラーサイクル(トヨタ呼称はアトキンソンサイクル)のため。なお圧縮比13.5はNHW10の数値で、NHW11、NHW20では13.0、アクア、ヴィッツ/ヤリス、カローラアクシオ(EX含む)/フィールダー(EX含む)、リューギ/リューギワゴン、シエンタ、プロボックス/サクシードおよびそれのOEMであるファミリアバンでは13.4となる。シリンダーチャージの減少はトルクと出力の低下につながるが、効率は向上している。これにより、1NZ-FXEはハイブリッド・シナジードライブとの併用が可能となり、電気モーターとバッテリーでピークトルクとパワーの要求を満たすことが可能となった。鍛造スチール製コンロッドとアルミ製インテークマニホールドを採用。なお1NZ-FEのバルブ駆動方法は当初の直動式のみから、ローラーロッカーアーム式との混在となっている(後にローラーロッカーアーム式に統一)が、1NZ-FXEは改良されつつも一貫して直動式をとっている。
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