2006年以前
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2003年(平成15年)9月10日、奈良県大和郡山市内の国道24号で、車上狙いの被疑者が自動車で逃走中、追跡していた郡山警察署のパトカーに対し、体当たりを何度も繰り返すなどしたため、乗っていた警察官数人が拳銃を2発発砲。弾丸を受けた男性は頭蓋骨骨折の重傷を負い、さらにもう1発が首に命中し、その後10月5日に死亡した。死亡した男性の妻が、関わった警察官4人を殺人と特別公務員暴行陵虐致死の両罪で告訴したが、奈良地方検察庁は2006年1月に不起訴としたため、妻は奈良地方裁判所に付審判請求を行った。これについて、同地裁は2010年4月16日付で、発砲当時の巡査部長と巡査長の2人について付審判開始を決定した。うち1人は、付審判としては日本で初めて、裁判員裁判で審理された。その後、2014年12月2日、最高裁で警官2人の無罪が確定した。 「奈良県大和郡山市警察官発砲致死事件」を参照 2007年(平成19年)10月7日、求人情報誌を持っていた無職の男を「職業に就く意思がないままうろついた」として軽犯罪法違反(浮浪)の現行犯で逮捕し、翌日釈放した2分後に覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕した。その後、男は覚せい剤取締法違反(使用)の罪で起訴されたが、2009年3月3日の大阪高等裁判所における控訴審判決で、懲役3年の一審(奈良地裁)判決が破棄され逆転無罪となった。 高裁判決は、浮浪容疑での逮捕は「働く能力がありながら職業に就く意思がない」とする軽犯罪法の要件を満たさず奈良県警察の不当逮捕と認定。また覚せい剤使用については「違法な別件逮捕中に収集された証拠で無効」と判断した。判決では男の車内に求人情報誌やハローワークで交付された求人票のコピーがあったことに触れ、「警察官が職業に就く意思をことさら黙殺した可能性が濃厚だ」と指摘し、「現行犯逮捕の際は、国民の権利を不当に侵害しないよう慎重さが求められており、(奈良県警察の)違法性の程度は極めて高い」とした。 2007年(平成19年)11月、20代の男性巡査が、暴走族への逮捕状の発行情報やひき逃げ事件の捜査状況などを、mixi上に公表していたことが判明した。県警監察課は、書き込まれた内容は捜査情報ではないとしつつも、書き込みを止めるよう指導しており、懲戒処分も検討している 。
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2006年以前
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LUNAソプラノモデル(T's Guitars製作による復刻版。マホガニーボディ)
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