2016年秋(Z9D/X####Dシリーズ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 13:49 UTC 版)
「ブラビア」の記事における「2016年秋(Z9D/X####Dシリーズ)」の解説
Z9Dシリーズ - 2016年秋モデルで新たに投入された4K UHDフラッグシップモデル。LEDをパネル背面に高密度に敷き詰め、一つ一つ独立して駆動するとともに、光学設計によって個々のLEDの光が隣接部分へ拡散することを防ぐことで、より細かい範囲での明暗のコントロールと高輝度化を可能にする「Backlight Master Drive(バックライト マスタードライブ)」や、4K高画質プロセッサー「X1」の約1.4倍の処理能力を持つとともに、それぞれのシーンの物体をオブジェクトごとに認識して色やコントラストを補正し、SDR映像をHDR映像相当にアップコンバートする「HDRリマスター」、超解像データベースにノイズ低減処理専用データベースを組み合わせることで低ノイズと高精細が両立した映像表現を可能にする「デュアルデータベース分析」、SDR映像の8ビットやHDR映像の10ビットの入力信号に対して、階調に14ビット相当の補完処理を施して滑らかなグラデーション表現を可能にする「Super Bit Mapping(スーパービットマッピング)4K HDR」で構成された4K高画質プロセッサー「X1 Extreme」を新たに搭載。このほか、4K対応超解像エンジン「4K X-Reality PRO」・「トリルミナスディスプレイ」・「X-tended Dynamic Range PRO」も搭載される。また、「番組チェック」に改良を加え、ジャンルカテゴリーの登録が可能となったほか、現在放送中の番組と次の番組を一括表示するユーザーインターフェイスに刷新した。デザインは画面とフレームの段差を極限までそぎ落とし、フレーム側面のスリットにペールゴールドを採用。背面カバーによってねじ穴や端子類がすべて隠され、テレビ本体の背面構造と配線の工夫によってケーブル類を背面に収めたことで正面視からケーブルが目立たないように工夫されている。なお、サイズは65V型・75V型・100V型の大型クラス3サイズの設定。100V型は受注生産で、メーカー希望小売価格が8%消費税込で756万円の超高額機種となる。 KJ-100Z9D (100V型) KJ-75Z9D (75V型) KJ-65Z9D (65V型) X8300Dシリーズ - X8500Cシリーズ(43V型・49V型)後継の4K UHDモデル。フラッグシップモデルのZ9Dシリーズ同様に、改良型の「番組チェック」を搭載し、X8300Dシリーズ同様に、裏側に配線をまとめることで正面からケーブル類を見えなくする新型スタンドを採用。カラーバリエーションも設けられ、ブラックと、シルバーに真鍮の色味を持たせたウォームシルバーの2色展開とした。 KJ-49X8300D (49V型) KJ-43X8300D (43V型) X7000Dシリーズ - X8000Cシリーズ後継の4K UHDスタンダードモデル。今後実施されるアップデートにてHDR信号に対応したほか、Z9D/X8300Dシリーズ同様に、改良型の「番組チェック」を搭載し、X8300Dシリーズ同様に、裏側に配線をまとめることで正面からケーブル類を見えなくする新型スタンドを採用した。一方で、X8000Cシリーズで搭載されていた4K高画質プロセッサー「X1」、ワンタッチミラーリングを非搭載にし、リモコンはタッチパッドリモコンを非同梱にして音声検索機能付リモコンに変更した。サイズはX8000Cシリーズ同様、49V型のみの設定である。 KJ-49X7000D (49V型)
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