Apache License
【英】:Apache Software License/Apache License
Webサーバー「Apache HTTP Server」など、開発者グループをサポートする財団であるASFが策定したオープンソフトウェアライセンス。同財団のサポート下で開発したソフトウェアのライセンスのほか、その成果物を利用した多くのソフトウェアの付属ライセンスとして使われている。
「Apache」の商標権についての宣伝条項(バージョン2.0では除かれている)、著作権、特許権の使用許諾を主張する条項を含む一方、適用したソフトウェアのソースコード開示義務などの制限が緩和されているため、商用ライセンスへの転用が容易であり、Apacheソフトウェア以外の商用ソフトウェアでも採用されている。
当初は「Apache Software License」という名称だったが、バージョン2.0から「Apache License」と変更されている。
関連見出し
New BSD License
商用ライセンス
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Apache Software Foundation(http://www.apache.org/licenses/)
Apache License
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/26 20:21 UTC 版)
Apache License(アパッチ・ライセンス)は、Apacheソフトウェア財団 (ASF) によるソフトウェア向けライセンス規定。1.1以前は、Apache Software License(ASL)と称していた。著作権表示と免責事項表示の保持を求めている。1.1以降のバージョンはOpen Source Initiativeがオープンソースライセンスと承認している。GNUプロジェクトは、1.1以前のバージョンをGPL非互換で非コピーレフトのフリーソフトウェアライセンス、バージョン2.0をGPLバージョン3互換(GPL2以前とは非互換)のフリーソフトウェアライセンスと判断している。
- ^ “The Apache Software License (ASL)”. The Big DFSG-compatible Licenses. Debian Project. 2009年7月6日閲覧。
- ^ a b “Apache License, Version 2.0”. Various Licenses and Comments about Them. Free Software Foundation. 2009年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年7月6日閲覧。
- ^ “OSI-approved licenses by name”. Open Source Initiative. 2011年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月31日閲覧。
- ^ “GNU License List”. 2013年10月1日閲覧。
- ^ [1][リンク切れ]
- ^ a b “Licenses - The Apache Software Foundation”. 2007年7月7日閲覧。
- ^ “Apache License v2.0 and GPL Compatibility”. 2019年10月5日閲覧。
- ^ “GPLv3 Final Draft Rationale”. Free Software Foundation (2007年5月31日). 2007年6月14日閲覧。
- ^ “さまざまなライセンスとそれらについての解説 - GNUプロジェクト - フリーソフトウェアファウンデーション”. 2019年10月5日閲覧。
- 1 Apache Licenseとは
- 2 Apache Licenseの概要
- 3 脚注
固有名詞の分類
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