BAV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/12/05 01:37 UTC 版)
BAV
- スイス交通省 (Bundesamt fur Verkehr)
- 経皮的大動脈弁形成術 (Percutaneous balloon aortic valvuloplasty)
- 包頭二里半空港 (包頭市、中華人民共和国)の空港コード
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BAV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 07:18 UTC 版)
DUKWは、レンドリース援助品としてソビエト連邦にも586両が供与されたが、ソ連では供与されたものを基に国産化設計を行い、ZiS-123型エンジン(110 hp)を始めとした駆動系はZiS-151のものを流用し(BTR-152も同様)、ZiSの子会社であるDAZが1949年に試作車を完成させた。量産はZiSが担当し、車名はZiS-485、ソ連軍での呼称はBAV(ロシア語表記БАВ=большой автомобиль водоплавающий)となり、1952年から配備が始まった。その後1962年にかけて2万両以上が生産された。 車体(船体)に関してはDUKWの設計を踏襲しているが、デッドコピーとはならず、荷室部分を車体後端まで延長し、後部にアオリ(テールゲート)を設けるなど、ソ連独自の改良点もある。これにより荷役の際にクレーンを使う必要がなくなった。 BAVが部品を流用していたトラックがモデルチェンジによってZIL-157となり、水陸両用型もZIL-485A(ソ連軍呼称 BAV-A)となった。1958年から生産が始まり、2,005両のZiS / ZIL-485を製造した後、1959年に生産が中断された。その後、生産ラインをBAZに移して量産する計画であったが、1962年までに24両が生産されたに過ぎなかった。 BAVは、ワルシャワ条約機構軍およびソ連の援助を受けた中東諸国などで1980年代まで使用されていた。ソ連では後継となるPTSへ置き換えられている。
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