C4ISRシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 23:01 UTC 版)
「ロサンゼルス級原子力潜水艦」の記事における「C4ISRシステム」の解説
本級は、統合ソナー・システムを装備した最初の攻撃型原子力潜水艦である。その機種はBQQ-5Dであるが、フライトIIIにおいては、TEWA機能およびUBFCSをも統合したBSY-1統合戦闘システムのサブシステムとなっている。BQQ-5Dは、下記のようなソナーの集合体である。 艦首装備ソナー 直径15フィートの球形アレイを採用し、アクティヴとパッシヴの両用である。出力は75,000ワット。 BQG-5D フランク・アレイ・ソナー 長波のパッシヴ・ソナー。 BQS-15 近距離短波ソナー 氷塊・機雷探知用 TB-16D 曳航ソナー 通常の曳航ソナーで、直径89mm、全長792.5mのケーブルと、これによって曳航される73.15mのソナー・アレイによって構成される。 TB-23 曳航ソナー 新型の「薄線」型曳航ソナーで、より長距離の探知に使用される。実際にはBQQ-5のサブシステムではなく、BSY-1に直結されている。 BQQ-5によって目標を探知した後の処理、つまり脅威度判定から攻撃指令、攻撃の実行については、フライトIではその大部分がオペレーターに任されていた。ただし、水中攻撃指揮装置(UBFCS)としては、はじめて完全に自動化されたMk 117を使用しており、従来使用されてきたアナログ式のものよりも大幅に効率化されていた。 その後、Mk 36 TWS(トマホーク武器システム)の配備に伴い、Mk 117は、トマホークの射撃管制能力を付加されたCCS Mk 1(Combat Control System)に発展した。また、フライトIIIより、BSY-1統合戦闘システムのサブシステムとしてのCCS Mk 2が搭載されるようになっている。
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C4ISRシステム
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「アブサロン級多目的支援艦」の記事における「C4ISRシステム」の解説
本級は、続いて建造されたアイヴァー・ヒュイトフェルト級フリゲートと同様に、国産のC-Flex戦術情報処理装置を中核としたシステム艦として構築されている。また、センサー類も基本的には同様であるが、多目的性を重視したことから、防空艦である同級とは異なり、メインセンサーとしてはSMART-S Mk.2を搭載する。
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