DISC-2 RESTING MUSCLE
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「MUSIC MUSCLE」の記事における「DISC-2 RESTING MUSCLE」の解説
女はつらいよ。作詞・作曲:大黒摩季 / 編曲:原田喧太 配信限定シングルとして2018年7月20日にリリースされた。 大黒摩季オリジナルとしては初めてとなるストレートなブルースにトライした作品。父であり名俳優であった原田芳雄をはじめ、桑名正博のもとで十代からギタリストとしてブルースに触れてきた原田喧太の編曲のもと、ドラム・村上"ポンタ"秀一、キーボード・小島良喜、ベース・鮫島秀樹、コーラス・坪倉唯子という日本の音楽シーンの大御所ミュージシャンを集め、レコーディングされた。ブルージーなメロディーの中にも、歌詞は、家庭を守りながらも旦那や子供にストレスを抱える普通の主婦の思いをコミカルに代弁したエレジーとも言える曲。途中に入ってくるセリフは、TUBEの前田亘輝。 親心ブルース作詞・作曲:大黒摩季 / 編曲:原田喧太 / feat. 原田喧太 配信限定シングルとして2018年8月20日にリリースされた。 「女はつらいよ。」同様に、原田喧太の編曲によりブルージーな70’s ROCKサウンドに仕上がっている。デュエット・ボーカルとして原田喧太自身も参加している。ドラム・村上"ポンタ"秀一、ベース・鮫島秀樹に、キーボード・柴田敏孝が参加、クラビネットの軽快なリフを聞かせる。歌詞は、共に歩んできたファンが親世代となり、子供へ伝えきれない親の本音を代弁する内容となっている。大黒曰く、「家族でカラオケにいった中で夫婦でカッコ良いデュエットをしたらきっと子供も嬉しくなる」作品となっている。 マリンタワーに着くまでに作詞・作曲:大黒摩季 / 編曲:徳永暁人 徳永暁人の編曲に、ギター・大賀好修、キーボード・大楠雄蔵、ドラム・車谷啓介というフュージョングループ・Sensation からのメンバー、コーラス・岡崎雪ら大阪のミュージシャンが参加し、大阪・GIZA studioのスタジオでセッションレコーディングされた。歌詞は、セッション中男性陣がイメージする可憐な大人の女性キャリア、バブル時代の横浜、海景ドライブ、大人のプラトニック、もどかしい距離感を演奏しながらつむいでいったという。 鉄板ガール作詞・作曲:大黒摩季 / 編曲:ミトカツユキ / feat. ミトカツユキ 編曲は、SOUL・R&B系シンガーソングライター・キーボーディストのミトカツユキが担当した。歌詞も、ちょっと気の弱い地味な女の子が、特有のネガティブ思考をポジティブフレーズに変換し自己肯定から恋に飛び込むというような、大黒摩季鉄板のCUTEでPOP、リアルな世界観が弾むように繰り広げられている。 Higher↗↗Higher↗↗ ~Salsa ver.~作詞・作曲:大黒摩季 / 編曲:相川等 / feat. オルケスタ・デ・ラ・ルス Disc-1 のM2. に収録されている同曲を更に年齢層を高めた視線で歌詞を変化させ、編曲には大黒がラテンMasterと慕うオルケスタ・デ・ラ・ルスのメンバーである相川等を迎え、ボーカルのNORA、JINもコーラスとして参加するなど、メンバーも全員が演奏しゴージャスにレコーディングされた。オリジナル・バージョンでかつてのヒット曲のタイトルを散りばめていたところも、こちらでは「夏が来る」「アンバランス」「DA・KA・RA」が登場し、スペイン語も盛り込まれている。 あなたは私の苦しみがわかりますか作詞・作曲:大黒摩季 / 編曲:楠井五月 セルフカヴァー&洋楽カヴァーアルバム " Luxury "ツアーで共演したベース・楠井五月のコントラバスをメインに、生演奏のレコーディング、楽器のコレクターでも名高いエンジニア・橋本まさしと共に、セッションレコーディングをしながらゼロから作品を構築した。大黒本人が、ヴォーカルスキルの真価を問われる音楽、シャンソンに挑戦したいという意志のもとに、POPミュージックの根幹である構成力やロジックをおいて、丸腰で楽器と戯れることから始めようとなり、橋本のスタジオにあるヴィンテージ楽器を並べ、(Wurlitzerピアノ、足踏みオルガン、チェレスタ、クラシックピアノなど)触れ、閃くまま演奏のままにメロディーをつむいだ。鍵盤楽器はすべて大黒摩季自ら演奏している。 Mama forever作詞・作曲:大黒摩季 / 編曲:柴田敏孝 34thシングルのカップリング曲のアルバムバージョン。 2016 年に毎日放送系列で放送されたドキュメンタリー番組「情熱大陸」で、その制作過程の一部が紹介された曲。シングル「Lie, Lie, Lie,」のカップリングとして自らの演奏するピアノでの弾き語りで発表されていたが、『リアリティーより、同じ境遇の人達に希望と輝きを感じて欲しい。 』と今回はアルバム用にツアー・メンバーのキーボード・柴田敏孝がリアレンジ。同じくツアーメンバーでもあるサックス奏者の竹上良成がナイーブなフルートを奏で、レコーディングし直された。歌詞は、障害を持つ母に対する思いを余すことなく素直に歌っている。 Harmony作詞・作曲:大黒摩季 / 編曲:徳永暁人 / feat. 徳永暁人 from doa 配信限定シングルとして2018年9月20日にリリースされた。 doaの徳永暁人とのデュエットが美しいハーモニーを聞かせるバラード。大人同士のカップルが、言葉ではなく自然に寄り添える曲が作りたい、『ハモることは、誤解というリスクのない最大のコミュニュケーションだよね。』というイメージのもと、M3. 同様、ギターに大賀好修と徳永暁人と共にセッションレコーディングに臨んだ。当初はコーラス的にコラボレーションするつもりだったが、徳永がリードヴォーカルを務めたdoa2006年のシングル 「心のリズム飛び散るバタフライ」をプライベートでも聞いていた大黒が、『あの声にハモりたい。』ということで、結果デュエットに進化した。徳永自身もアコースティック・ギターを弾き、大阪・GIZA studioのスタジオでレコーディングされた。 CRASH & RUSH 🔥作詞:大黒摩季 / 作曲:原田喧太&大黒摩季 / 編曲:原田喧太 / feat. doa 配信限定シングルとして2018年5月27日にリリースされた。 ファンにとって鉄板の人気アルバム曲「ROCKs」を彷彿とさせるUpperなハード・ロック・ナンバー。編曲をギター・原田喧太、ブラス・アレンジをツアー・メンバーでもある竹上良成が担当している。歌詞も、大黒摩季が二十歳の時にアメリカを放浪した道筋をたどりながら自由を取り戻して行くという、ポジティブな世界観が出ている。コーラスにはdoaが参加。 Zoom Up★作詞・作曲:大黒摩季 / 編曲:原田喧太 / feat. Booooze 配信限定シングルとして2017年10月26日にリリースされた。 映画「写真甲子園 0.5 秒の夏」の挿入歌。原田喧太の編曲のもと、大黒摩季が講師を務める札幌放送芸術&ミュージック・ダンス専門学校の教え子でもあったハード・ロック・バンド "Booooze" が起用され、ボーカル・アキラとのデュエットを聞かせる。まだ世の中が見えていな青春時代だからこそ、今、というエメルギーを爆発させようというポジティブ・ソング。 東京 ロケンロー作詞・作曲:大黒摩季 / 編曲:麗蘭 / feat. 麗蘭 編曲に、元RCサクセションの仲井戸麗市と元ストリート・スライダーズの土屋公平という2人のギタリストからなる麗蘭を迎えてレコーディングされたミディアム・ロック・ナンバー。『政治や音楽についての論議やポリシーは、若い時に歌っても響かない。大人になるまでこの手のものは作らないと決めていたけれど、ある程度、酸いも甘いも噛み分けてそろそろ作ってみようと思った。音はそのものがいい。』その思いから、大黒が憧れ尊敬する『 麗蘭でないとダメなんです。』その、一途な願いが叶った。全編に70年代ロックのテイストが醸し出されている。コーラスに麗蘭の2人も参加している。 Bonus Track-1 Respect作詞・作曲:Otis Reding / 編曲:小島良喜 / 訳詞:光永泰一朗&大黒摩季 / dedicated to Aretha Franklin 大黒摩季が敬愛して止まないアレサ・フラクリンがアルバム制作の終盤に逝去。彼女への追悼として最後にレコーディングされた。それも、プロ・ミュージシャンになって最初にレコーディングし初リリースとなった、1991年コンピレーション・アルバム「ROYAL STRAIGHT SOUL 」の名盤に収録された「Respect」、『大黒摩季復活のアルバムなら、21歳の自分と同じキーで同じメンバーで、当時の自分にリベンジしたい。』ということで、当時のメンバーでもう一度と試みたが、逝去された方もおり全員揃うことが叶わず、その中からドラム・村上"ポンタ"秀一、キーボード・小島良喜、パーカッション・斎藤ノブ、SAXとブラスセクションは勝田一樹セクション、が参加、編曲は小島良喜によって進められた。コーラスには、当時と同じく坪倉唯子が参加。原曲通り英語でのカバーだが、ブックレットには光永泰一朗&大黒摩季による日本語の訳詞も収められている。 Bonus Track-2 (You Make Me Feel Like) A Natural Woman作詞・作曲:Otis Reding / 編曲:小島良喜 /訳詞:光永泰一朗&大黒摩季 / dedicated to Aretha Franklin Bonus Track-1. と同じメンバーでレコーディングされたが、原曲に忠実にということで、弦一徹のストリングスや勝田一樹編曲のブラス・セクションが加わり、ゴージャスなサウンドになっている。コーラスには、ほとんど人のコーラスには参加しないという吉田美奈子が参加。大黒が少女時代憧れ、コピーし、ソウルフルな歌い方を広げてくれたヴォーカリストということで、コーラスにおいて直接の師匠と呼ぶ坪倉唯子と共に三人で織りなすコーラスダビングで大黒は、『学びたいあまりに、ほとんど口がきけなかった。駆け出しの頃と同じ気持ちになれて成長した気がする。』と幸せそうな笑顔に溢れていた。90年代、大黒摩季はこの曲のタイトルをFMノースウェイブの自分のパーソナリティ番組のタイトルにしていたほど思い入れが深かった。こちらもブックレットには光永泰一朗&大黒摩季による日本語の訳詞が収められている。
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