EAP-TTLS
読み方:イーエーピーティーティーエルエス
EAP-TTLSとは、PPP認証で利用されるEAP認証プロトコルの一種であるTLS(Transport Layer Security)のうち、鍵暗号方式によって保護されたユーザー名/パスワード情報によって認証を行う方式のことである。Funk SoftwareとCerticomによって共同で策定された。
一般的なTLSは(EAP-TLSとも呼ばれる)、クライアントとサーバーの間で相互に電子証明書を発行し、ともに認証を行う認証方式である。EAP-TTLSでは、クライアント側は証明書を発行せず、その代わりにユーザ名とパスワードを用いて認証を行う。その際、鍵暗号を用いて通信することによって盗聴などの危険性を抑えている。
EAP-TTLSには、EAP-TLSに劣らないセキュリティ性を保ちながら、個々のコンピュータに依存せずどこからでもユーザー認証を行うことができるというメリットがある。
参照リンク
EAP Tunneled TLS Authentication Protocol (EAP-TTLS) - IEEE
認証方式: | DKIM e-UBF Lock EAP-TLS EAP-TTLS EV SSL証明書 Stiltwalker FIDO |
EAP-TTLS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 17:10 UTC 版)
「IEEE 802.1X」の記事における「EAP-TTLS」の解説
EAP-TTLS(EAP-Tunneled transport layer security)は米ファンク・ソフトウェア社(Funk Software)が開発したEAP製品。
※この「EAP-TTLS」の解説は、「IEEE 802.1X」の解説の一部です。
「EAP-TTLS」を含む「IEEE 802.1X」の記事については、「IEEE 802.1X」の概要を参照ください。
EAP-TTLS (Tunneled TLS)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/21 16:30 UTC 版)
「Extensible Authentication Protocol」の記事における「EAP-TTLS (Tunneled TLS)」の解説
サーバ側にのみ電子証明書を準備してサーバ認証済みのTLS通信路を構築し、その暗号化通信路を通してパスワードによるクライアント認証を行う。
※この「EAP-TTLS (Tunneled TLS)」の解説は、「Extensible Authentication Protocol」の解説の一部です。
「EAP-TTLS (Tunneled TLS)」を含む「Extensible Authentication Protocol」の記事については、「Extensible Authentication Protocol」の概要を参照ください。
- EAP-TTLSのページへのリンク