Geode GX
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サイリックスで開発されていたx86互換CPU、MediaGXを基本設計とした上で開発した製品。超低消費電力が特徴。 製造技術はナショナル セミコンダクターに一度買収されたが、2006年現在ではアドバンスト・マイクロ・デバイセズ (AMD) がこのCPU部門を買収して開発・販売を行っている。Geodeシリーズは主に組込み製品に用いられることが多かったが、One Laptop Per Child (OLPC) プロジェクトの100ドルノートPCに搭載されるCPUとして採用されたことで注目が集まっている(BTest-3以降はGeode LXに移行)。また、かつてカシオ計算機製のノートPC CASSIOPEIA FIVAシリーズ (MPC-103)でも使用されていた。 特長 32ビット超低消費電力x86アーキテクチャ、MMX拡張命令と3DNow!拡張命令をサポート 32KBのレベル1キャッシュを搭載 GeodeLinkアーキテクチャを採用 ディスプレイコントローラーを内蔵(GPUを統合) 動作周波数 200~300MHz
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